- 午後もひたすらに石をおこしていく。しかし30%ほどの確率ですでに人為的におこされていた。つまり、採集者が入ったのだ。朽木に関しては、ほぼ割られていた。
- キンナガゴミムシなど地元にはいないゴミムシを摘んでいくが、大型のオサムシは全く採れない。午前中にセアカを採っていなかったら、精神的に苦しかっただろう。
まるでドキュメンタリー番組のような風景が普通に展開されていく。
たとえラムサール条約に加入していようとも、エロティックなブックからは逃れられないのだよ! ちなみに、ブック以外にも様々な人工的なゴミが落ちていた。ブラウン管、タイヤなどの大物もある。そいつらにも虫は逃げ込むので怪我をしないように注意深く起こした。
- アカガネとオオヨツには出会えず。タイムアップ間際に採れたヒメマイマイカブリが唯一の大型オサムシとなった。この湿原にはまた来なくては。その名前を冠に抱くワタラセハンミョウモドキ、好蟻性ゴミムシという不思議な生態を持つアリスアトキリゴミムシの2種がラスボスか。しかし、何故に多く生息しているというアカガネとオオヨツが採れないのだろう・・・。
- レンタサイクルの返却時間が1630なのがちょっと不便かな。1530には上がる体制に入らなくてはならない。
- 前回は敗走したが、今回は凱旋だ。
さぁ、征くぞ、キルヒアイス!!
- 帰りの電車はさすがに辛い。かくっと気絶すること数度。やはり終日に渡る石おこしというキチガイ行為が効いているのだろう。虫に興味のない人々(=ほぼ全ての人)にとっては罰ゲームを通り越して「石おこしの刑」になる。
- 地元着は1900。ゴム長靴などの採集用具をコインロッカーに預けて温泉施設へ向かう。
- じっくりと勝利を噛み締めながらの露天風呂は最高であるな。三ヶ月もいい味を出しておる。
- 上がりビールはここ数年でもトップクラスの味。
- まだまだお楽しみは続くぜ。遊びまくるんだよ。この先何があるか分からんからな。刹那的だなぁw
- ちうわけで、肉屋が経営母体のいつもの居酒屋に滑り込んだ。
つぶ貝と晴雲という地酒でぼっち凱旋会をスタート。つぶ貝は380円と異様に安いので「つぶ貝味の何とか貝」の可能性もあるが。
ドリンクを黒ホッピーに換装して黒板メニューの桜肉の味噌煮。桜肉が馬肉だと気がつくのに数秒のタイムラグがあった。温泉卵と甘辛のミソを混ぜ込んでもしっかりとバニクであった。当たり。
- かなりいい気分で撤退。終日の石おこしの刑(キチガイ)→温泉→外酒。明日は体調不良だろうな、フヒヒヒw