11月27日(疾風乱舞! 地元ハーフマラソン2022!!)

scene at 2400-0700

  • 0500覚醒。地元ハーフマラソンの日だ。早寝してからの7時間睡眠は何回かぼんやりと意識が戻ったが、起き上がることもなく眠れた。
  • スタートは0830なので、ある程度軽い食事は入れてもいいとは思うのだが、体質的に食べ物は受け付けない。また21km程度の距離では、血糖+筋肉内のグリコーゲンのみで十分に駆動できるため、厳密には食事は不要である。何か胃に入れておくべきというのは、空腹感が強くなるからだ。
  • いつものように、儀式的にゼリー飲料とオレンジジュースを入れる。


戦闘糧食の喫食を開始。乾坤一擲ッ。

  • 0612、自転車にて出立。抜錨ォーー!!ランニング用のウェアにジャージ(上)と薄いジャンパーを羽織った出で立ちだ。天候は快晴!! しかし、風が強い・・・。


会場に至る道にはスポンサの旗が強くはためいていた。この風がレース中にランナーたちを大いに苦しめることになる。

  • 会場着。チャリを駐機して受付へ。検温と問診票(?)と誓約書を提出してエントリー完了。紙の書類は見もせず、QRコードをスキャンしただけ。

scene at 0700-1200

  • 今年からコロナ対策で男子は更衣室がない。よって、その辺りで脱いで全裸になってもいいらしい(ぇ。一応、運営から指定されているフットサル場に荷物を置いた。中には着替えが入っているのみなので、盗まれてもダメージはほぼない。


日曜日の朝も早くから長い距離を走って苦しい思いをしにきた人たち。馬鹿だなぁ(褒め)。


屋台は既に営業を開始している。ランナーズ応援店と称している地元チェーンばかりだ。

  • 参加賞を受け取りに行く。すると・・・。


参加賞がwwwww 3割うまいタオルだwwwww 彩の国が誇る例の中華チェーンがスポンサ様であるからね。

  • もうやることが無くなってしまった。会場内をあちこち見て回ったり、トイレに行ったりして約90分を潰す。トイレ(小用)には6回もピットインしてしまう。その度に、ちゃんとした尿量が出るので少し心配だ。脱水しているんじゃないか?

  • 時間だ。スターティンググリッドへ向かう。さすがに前回ほどの興奮はないが、それでもwkwkが止まらない。


こんな感じでスタートします。スターターピストルが鳴ると一斉にぱちぱちぱちとランナーたちが拍手する。コミケと同じですね。この辺りはどのイベントでも共通だ。

  • ゆったりと走り始めた。ランナーが詰まっているので最初の2-3kmは歩くよりも少し速いぐらいのジョグになる。スタート位置は自己申告制のウェブスタート形式だ。Aグループ(最速)からHグループ(最遅)まであり、前回は最後尾のHグループだったが、今回はCグループ。ちと、イキりすぎたかも知れん・・・。
  • 観光地まで到達。ここまで5kmぐらい。元銭湯のご主人に会えないかと期待していたが、確認できず。銭湯時代の知り合いは米屋のご主人にハイタッチできたのみだった。寂しいね。観光神社前では、前回と同じように巫女さんたちが勢揃いして黄色い声援のコスプレ風俗状態だった。
  • 観光地を過ぎてからが本格的な走りのスタートだと言える。田園地帯の長いストレートを切り取っていく。応援の子どもたちには、全力で手を振ったりポーズをキメたりするのがお約束だ。
  • 風が強い。強烈なアゲンストが長時間吹きつけて、ランナーたちの体力をがんがん削っていく。わたしは、向かい風との戦い方を熟知している。大技は出さずに、基本の左ジャブをぴすぴす当てていく。大切なのは、振り回さずに細かい反撃の手を止めないこと。
  • 10km地点通過。心配していた左ふくらはぎは、今のところ異常はない。どこも痛くない状態で走ることができただけで、半分は勝ったようなものだ。この辺りでゲストランナーである川内 優輝選手たち先頭集団が折り返してきた。川内選手はかなり小柄だった。もちろん翔ぶが如くの走りだ。
  • 13km地点通過。ラップタイムを確認すると、少し飛ばしすぎだ。このままでは保たないかも知れないと思い始める。
  • 18km地点通過。ついに、あごが上がり始めた。沿道のスポーツクラブの応援団が「あごを引いて手を強く振れ!! そうすれば足が前に出るぞー!!」と叫んでいたので従う。これでかなり持ち直した。あの応援というかアドバイスが無かったら、かなりヤバかったと思う。
  • 20km地点通過。ラップタイムを確認すると、かなり速い。このままペースをキープできれば2時間切りは確実だ。よし、今だ。ここで使え。何を?? 根性だよ、根性!! 全艦、突撃開始!! ラストスパートを敢行する。脳内には、母校のあの歌が響いていた。
  • 今年も完走できました。タイムは2019年よりも13分を短縮する自己ベストを叩き出した。ジジイのヲレがワカモノのヲレを圧倒したのだ。ざまぁみろ>若い自分。
  • しかしながら、だひー。本気を出した中高年の身体は正直ィ。なぜかレッドブル軍団が詰めており(エロいおねいさん含む)、むりやり握らされたりした。完走ランナーに振る舞われる汁物を貰いに行く。これがまた美味いんだよ。


名物のサツマイモ入りの汁とレッドブルでへたり込む。21km走った直後にレッドブルを飲んでもいいのか分からんが、ゴッキュゴキュで一気飲みしてしまった。特に背中から翼が生えてくることはなかった。サツマイモ入りの汁は甘じょっぱい系で、普段は口にすることのないサツマイモが美味い。


落ち着いてから、ぼっち打ち上げ開始。地元のブルワリーの屋台より会場限定クラフトをば。かんぱ~い。


お祭り騒ぎで楽しむ完走後のランナーたち。皆一応に、にっこにこだ。本当に晴れてよかったな。

  • 達成感をじわじわ噛み締めながら、チャリにて離脱していく。また来年だ。
  • 帰還し、着替えてから昼飯を仕入れに行く。参加賞を配った3割うまい中華屋は、ランナーたちで満席だ。何しろ1万人規模のレースなのだ。餃子とビールに後ろ髪を引かれて、McDonaldにするしかなかった。

ひるめしのもんだい

  • こく旨かるびマック、チキンナゲット、チャーハンおにぎり、サッポロ冬物語@McDonaldとセブンイレブンと備蓄より。

scene at 1200-2200

  • 上記のジャンクフードでぼっち打ち上げ2。ちなみに、レース後のビールは疲労に依ってあまり美味しく感じないことが多いです、わたしは。
  • 午睡。再起動は90分後。やはり疲れていたのか、イビキをかいていたようだ。
  • 駅前にチャリで進出。友永大尉のお買い物任務をこなしてとんぼ返り。
  • ・・・。
  • ま、そうそう簡単にはなぁ。厳しくなってきた。

scene at 2200-2400

  • 自分自身が心身ともに健康なこと、家族の理解があること、日本が平和なこと、などなど多くの条件が重なって、ただ長距離を走って楽しむなどというバカな道楽に興じることができる。すべての事に。わたしは感謝しなくてはならない。ありがとう。

一隻眼


会場への道すがらで霊峰富士がくっきりとした姿を見せてくれた。これぞ、吉兆なり。
     

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

  • 102点。生きてるって感じがするぜぇ、フヒヒ。