■
- その足でDOUTORに入り、年賀状を書く。書くといっても宛名書きをするだけで、一言書き加えることはしない。友永大尉の素晴らしいイラスト入り年賀状は、各所でとても受けがよく、そのイラストに汚い字を入れてはならない。というのが、素晴らしい言い訳になっているのだ。
- 年賀状の着弾枚数もここ数年、がくんと減少した。これは、わたしが准教授戦に敗れたこと、および今の会社で飼い殺しが決定されたことによるものが大きい。わたし自身が媚を売るための年賀状を出すことが無くなったのでその返信がこない。また、驚くべきことだが、わたし自身に期待して、わたしに媚を売るために年賀状を出していてた後輩たちもいたのだ。彼らの年賀はがきは、あっという間に消え去った。失脚とは力と立場を得ていた人物に対して使う言葉だろう。わたしの年賀状の減少は単に「失望」だ。
今こそ「あなたには失望したわ!」と大原さやか様に罵って頂けるチャンス!!
- 残った年賀はがきは、卒論や修論を指導していた教え子たちによるものと師匠たちによるものだ。彼らからの年賀状に書き加えてある一言は、かつては圧倒的に「また飲みに行きましょう!」だった。今年も、書いてあるにはあるのだがそれに加えて異常な率で以下のような一言が書き加えてあった。
-
- 「秋イベでようやく401ちゃんげとーしました!!」
- 「仕事が忙しくて、ウィークリーは、あ号が精一杯です」
- 「嫁は雷ちゃんです」
- 「溶鉱炉の武蔵が100連敗中です」
- 「baja提督は夏のE6海域突破しましたか?」
- こいつら全員ダメダメだ、orz
- 90分ほどでほぼ作業終わり。撤退する。
- 帰還。夕刻の提督業務の後に、走りに行く。自宅からランニングを行うのは初めてだ。いつもは、会社近くの公園のコースを利用しています。
- 川べりを夕陽と水鳥たちの姿を眺めながら、じっくりねっとりと1時間ほど流した。ヘンテコなダルさが抜けていく。
■
相田家のグッドバイ Running in the Blood (幻冬舎文庫)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2014/12/04
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る