• カレーをもそもそもと食っていると、今回の旅の最大のミッションである米子水鳥公園に勤務する愛と正義の指導員、k氏より電話。あ、本日は通常勤務でしたか(汗。そんなワケで夜に落ち合う事になったのでした。
  • 欲望と悪の研究者baja氏は、水木といえば水樹奈々しげるロードを視察する事にしたらしい。境線に乗務するべく移動を開始。
  • いやはや、ここまでやるかとというぐらいに鬼太郎ファミリーが駅構内を席巻してますな。


車両や案内板以外にも自販機や売店やら階段やら、とにかく偏執狂的に水木ワールドに染まってます(笑。

  • そして。ワンマンカーで1両編成の境線は、しげるロードを目指す巡礼客ですし詰めなのでした。ローカル線活性化は完全に成功しているもよう。


ようするに商店街なのですな>しげるロード


どこもかしこも、抜かりなく妖怪が入り込んでいます。

  • つらつらと終点まで歩いてみる。噂のブロンズ像は、かなりの数ですね。
  • さっくりと引き返す予定だったのだが、ここで、わたしのオタ精神が活性化してしまった。「そうだ、全ブロンズ像の写真を撮ろう。フルコンプしなくてはならない」←氏んでいいと思います。
  • こうなると、ゆっくり散歩どころではない。おまけに引き返す車両の時刻により、制限時間ありとなってしまった。何をやってますか(汗。
  • レギュラー陣(鬼太郎、目玉おやじ猫娘、砂かけババア、小泣きじじい、ぬりかべ、一反木綿)のブロンズ像は、大人気。撮影待ちの行列ができるている(汗。そして、ここにもつがいはやってくるのでした。またコイツラは回りが見えないから、いくつもいくつも体位をポーズを変えて写真撮りまくるんだよ。後ろが詰まってるんだぜ、馬鹿め。妖怪が、お前いらのセクロス、見ています。
  • 結果的にフルコンプできました。発車5分前。ここで公開はちと無理目なので、お気に入りだけageる。もし妖怪ブロンズ像全部欲しいという奇特な方は、入電下さい。




  • 帰りの境線もかなりの混雑。地元のこんがりと焼けた中学生達でにぎわっている。健康的な日焼け+純朴そうな子供たちは、中々に旅情を誘うものがあるのだが、全員がケータイを一心不乱にいじくっていて、おっちゃんの妄想を易々と破壊するのでした。_| ̄|○
  • 安宿にチェックイン。シャワーして1時間気絶。
  • すっかり暗くなっている。日没後は、凶悪な暑さもなりを潜め、吹く風がかなり心地よい。駅前サティでビールとミスドのドーナツを捕獲。我ながらかなり情けないおみやげである。実は、かなりの方にウケるとわかっているメインのおみやげは、持参しているのだけどね。
  • 駅前のタクシー乗り場でぼーっとk氏を待つ。件のk氏。bajaの1つ下の後輩にあたる。奥様もいくつか分からなくなっているが後輩である。年齢も3つ下で、まあ同世代と言うヤツであろう。
  • 前述した通りに。k氏は、米子水鳥公園の自然観察指導員(でよいのだっけ)である。つまり、公明正大清く明るく正しい愛と友情と正義のお兄さんなのである。コドモたちにとっては、永遠のヒーローで何でも知っている絶対無敵なレンジャー。オトナ達にとっては、環境問題と正面から向き合い施設の運営を駆動しさらに研究者としての顔を持つという、これまた品行方正公明正大明るく楽しく激しい地域社会貢献者なのである。おまけに、奥様は大変な美女で一姫二太郎にも恵まれている。一戸建ての城も保有している。つまり、だれがどう見ても勝ち組です、ありがとうございました。
  • 対する(別に対比しなくてもいいんだが)baja氏。某大学で、某研究を行っているまではよかったが、その内容はねずみのお腹をわざと痛くさせて、ふひふひ喜んでいるド変態プレイを生業としている。血と硝煙の臭いのするドブ泥のような実験室で、根っからの悪党どもと角突き合わせてイヤらしい人間関係を構築するのに忙しい毎日である。生きるの死ぬのはたいした問題じゃないし、こだわるべきは、地べた這ってくたばることを、許せるか許せねェかという歩く死人である。三十路をとうに超えたのにバイクを乗り回して、深夜アニメと酒だけが一番信用できる知り合いである。家はもちろん家族もいないし、つまり、だれがどう見ても負け犬です、キャインキャイン。
  • とまあ、冗談はさておいて(k氏の語りは冗談ではないよ)、約4年ぶりの再会である。お互いに全然容姿が変わっていません(笑。いろいろと気苦労も絶えないようだが、精気に満ちあふれているk氏。頑張ってるなあ。
  • 氏の車で、お家までご招待です。車中では、永遠のヒーローで何でも知っている絶対無敵なレンジャーの着ぐるみを脱いで、「中の人」となったk氏から、いろいろと大変なお話を聞かせていただく。なるほどねぇ・・・。
  • ところで。車はどんどんどんどん突き進み、回りはばんばんばんばん暗くなっていくのですが(汗。好き好んで自然が豊かな地域に移住されたのだから、いいことなのでしょう。ちなみに、わたしも大好きだ>この環境。多感な子供たちにルーツが刻まれることでしょう。
  • やがて到着。玄関前に置かれた長靴ににやり。入るなり多数の生き物が飼育されている水槽ににやり。
  • 奥様と再会。えっーと(滝汗。恐らく10年ぶり以上のハズです。記憶にある容姿とまったく変わっていません、お美しい! かなり逞しくもなっているな。二の腕に歯形がっつりプレイとかさ、絵的にどーよ(笑?まあ、k氏も奥様も、そしてわたしも、異様に若く見られるタイプだからなあ。冗談やお世辞抜きで、3人とも実年齢マイナス10歳に見えていると思う・・・。
  • そしてご令嬢とご子息とご対面〜。って、全力で突進してきますよ、2人とも(笑。人見知りって何?
  • 格闘技のトレーニングをご子息とたしなみつつ、夕食の準備を見守る。
  • この日のメニューは、豚しゃぶ、冷奴、マカロニサラダ、ごはん、おみそ汁という、清く正しい日本の「夕ご飯」なのでした。テーブルに炊飯器をおいて、ごはんをよそう。全員揃っていただきます。ああ、家庭だなぁ(感涙。
  • わたしにとって、25年ぶりぐらいのような気がします>清く正しい日本の「夕ご飯」。いつもの、ビールを流し込んで、録画しておいた深夜アニメから開始される食事(?)とはエライ違いです。
  • 食後は積もるハナシ・・・の前に、いつもお客さんを洗礼しているというご令嬢のゲームに参加。鳥合わせ(だったかな)。鳥のシルエットを合わせる神経衰弱です。7歳の伸び盛りの記憶力に、三十路のおっちゃんが敵う筈も無く完敗でした(笑。
  • 積もるハナシ。わたしだけビール飲んでたりする(汗。3人とも、生意気盛りの二十台前半を共に過ごした仲である。話題は尽きないよな。また奥様が何でも保存・整理してあるのだよ。きっかりと16年前の手書きの連絡簿なんてものが出てきたりして。もはや歴史的資料といえよう。