- さて。一人で歩けなくなってしまったザブリ姫である。
- わたくしbajaはこのトシになっても、この手の失敗は未だにやらかし、周りに迷惑をかける最低野郎である。
- しかし、姫の様は、カラカラと元気に笑い、唐突に「こてん」と気絶する可愛い潰れ方であった。周りにまったく迷惑はかけていない事を書いておこう。
- 大宮宙域まで先を急ぐ事に。車内で、姫は完全に意識を失ってしまった。よく言われることだが、四肢の力が抜けた人間は実際の体重よりもとても重く感じる。この時がまさにそうであった。おまけに週末の埼京線はなかなかの込み具合で、足場が取りにくい。
- もはや身体に触れるのをためらっていられる状況にはない。わたしは、今まさにジャーマンスープレックスを放たんとす!とばかりに姫が倒れないように必死に体勢を維持するのに精一杯であった。のびさんはそれを励ます係である。
[参考画像]: ジャーマンスープレックスをアントニオ猪木に放たんとするカール・ゴッチ。
- 大宮宙域へ。タクシーで姫の地元駅へ。車内で姫は息を吹き返した。よかったよかったw
- 某駅で無事に姫の相方と合流に成功。相方のアチラんとは5年ぶり以上だと思う。
- なんとか護衛の任を果たし、地元駅に到着したのは2600だった。