• まだ時間があるので周囲の薄暗いアーケードを散策。昭和のゴチャゴチャ感まんまでとても魅力的。日高という立ち飲み屋があるな。どうやら日高屋系列らしいぞw 今度、攻略してみよう。
  • 埼玉インセクトフェスティバルへ入場。要するに昆虫の即売会ですな。コミケと違って業者がほとんどだ。サークルのようなグループも出店していた。


入場料500円。コミケほどの混雑ではないが、それでも会場内の移動は苦しいぐらいの密度。

  • じっくりと見てまわる。野生採集個体専門、ノコギリクワガタ専門、飼育用品専門などなどカテゴリが別れている。
  • 特に値段が安いというわけでもないな。いつもの中野のむし社と同じだ。掘り出し物はもちろんあるがお値段も高い。激安品もあるがもちろんワケありだ。
  • 大声で同じ事を喚き散らす人出現。むし社で見たことがある人だった。そりゃ現れるか。
  • ハズレ無しの昆虫くじをやってみた。500円。もちろん参加賞だった。パプアキンイロクワガタの標本が樹脂に封印されているキーホルダーをゲット。なかなか気に入った。
  • しばらくすると値引きを始める店が出始めた。早いな。終わり間際が狙い目かも。同時に、掘り出し物も売り切れが出始めたようだ。数万円のクワガタが売れていく。
  • わたしは大きさやレアには興味ないし、外国産のクワガタにも興味がない。あるのは日本の離島産の亜種。これがあんまり出玉がないんだよね。
  • 売り手側は親切で敬語を使ってくる人と、タメ口横柄でこちらの知識を推し量ってくる者と二分されている。後者は「面接」して客として認められないと売ってもらえないことも多い。わたしはこちらから願い下げだ。
  • わたしのようなコミュ障にとっては、買うのにもかなりのエネルギィがいる。コレ下さい→XXX円です→金渡す→有難う御座いました、ではすまないからだ。
  • 比較的安めなオオクワガタを出品している業者が高校生ぐらいの子を相手に「面接」するのを横からストーキングした。高校生はかなりの知識を持っていて、客として認められたようだ。
  • 高校生の彼と業者が、実際に見てあれこれと話しているオオクワガタペアがよさそうだ。高校生の彼が買わなかったら、買うとしよう。これで面接は避けられるかもしれない。
  • 業者は小声で高校生にささやく。「値札1800円だけど1300円でいいよ」
  • しかし彼の財布の紐は固いw
  • 結局、高校生は立ち去ったので購入へ。
    • baja「コレ下さい」
    • 業者「あ、何? 見ないで買うの? 見ないで解るの? オタク、何なの?」←まったく脚色なし。
    • baja「さっきから横で見てましたから大丈夫ですよ。元気で付節もきれいですね」
    • 業者「・・・」←動こうとしない。
    • baja「(2000円を取り出して)、はい、おつり下さい」
    • 業者「(無言で受け取って200円をbajaに渡す)」
    • baja「さっき1300円に値引きしましたよね? 700円のおつりでしょ?」
    • 業者「うちは値札の通りにやってるんだよ。何なのアンタ?」←まったく脚色なし。
        • 埼玉インセクトフェスティバルには、珍しいクワガタだけではなくこの手のクソムシも生息しているんだな。貴様も酢酸エチルにほおりこんで標本にしてやろうか?
  • この手の輩がいるから趣味は持ちたくないのだ。コミュ障のわたしが悪いんだろうけど。
  • 会場を離脱。2時間ほどいたようだ。新宿宙域に向かう。
  • 実験ノートにするツバメノート特厚A4を探す。いつも買う東急ハンズは取り扱いをやめたそうだ。世界堂にも行ってみたが置いていない。ネットで買ったほうが早いと判断し離脱。
  • 研究室へ。細胞のお世話。終了するとおもむろにオオクワガタ撮影大会w 購入したペアはF4(4世代目)で血統書なし。産地は兵庫県阿古谷産と名乗っているが怪しいものだ。大きさは♂64mm、♀46mmと飼育個体では小型。雄を「鳳翔(ほうしょう)」、雌を「秋月(あきづき)」と命名。もちろん旧日本海軍の空母と駆逐艦からとっている。
  • 今後はF4と血が濃くなっているから、他産地とハイブリッドしてbaja血統を確立しようではないかと。


鳳翔(ほうしょう)。兵庫県阿古谷産F4、64mm


秋月(あきづき)。兵庫県阿古谷産F4、46mm

  • ふたりともつぶらな瞳がプリティじゃろ?
  • マクロで撮ると被写界深度が深すぎて、見にくい写真になるな。