• 地元駅から30分ほど下り電車に乗務。目をつけていたポイントへ。冬眠中のムシを採集するスタイルは、日程的に本日が最後になりそうだ。今年は2回しか出かけられなかった。仕事(実験スケジュール)、体調、気力などなどの要因が絡んでくる中、いい年コイたおっさんが虫捕りに興じられるチャンスは、なかなかないものだ。
  • まずは、水系公園。公園と言っても河川敷に道路を通してあるだけだがなー。


環境は、こんな感じ。笹が入り込んでいて、下草の多様性は失われている。

  • 笹が入ると、高い確率でアウトだ。あれは悪魔の植物。繁殖力が桁違いで、他の植物を駆逐していく。植物の種類が減ると昆虫たちも単一化していく。
  • 朽木を苦労して見つけても、出てくるのはアオゴミムシとコクワガタだけだ。2時間ほど粘ったが、ミイデラゴミムシをつまんだのみ。次のポイントへ。
  • 20分ほど歩いて対岸へ渡る。理想的な雑木林が広がっていた。
    • もちろん前もってGoogle Earthで確認してはおくのだが、林に見えても実際に訪れると笹(竹林)であることも多い。


環境は、こんな感じ。さまざまな下草が湿度を留める。落ち葉も倒木も自然に朽ちていく、するとそいつらはムシが入り込んで冬眠する場所になる。冬眠場所となる朽木を採集者は「物件」と呼ぶ。「いい物件がなくてねー」と会話するワケ。

  • この林には、そのいい物件がなかった。行政の管理者がいるのかもしれない。なんとかヒメマイマイカブリを出していく。
  • ぽろぽろと個体を追加して、朽木を割っていると誰かがこちらを見ている。視線を感じる。ちなみに、1時間以上彷徨っても他の人間の姿は全く見えていなかった。
  • キョロ充と化して、見回す。


あ。君か。えっと、アライグマだよね。


人に慣れているのか。全く逃げようとしない。屍体か?とも思ったが、呼吸しているのが分かった。

  • 接近していく。アライグマ。もはや外来種というよりも土着してしまい、日本全国に生息。かわいい外見とは裏腹に非常に獰猛。旺盛な食欲で、何でも食べて、農作物や生態系への影響などが問題となっている。ぐらいの知識はわたしにもある。
  • とりわけ、その獰猛さと攻撃力の高さは知っている。手鍬をいつでも振り下ろせるようにした。


なるほどね、逃げないわけだ。そして、もはやこちらを威嚇する体力も残っていないようだ。

  • 害獣駆除、なのかな。これ以上苦しまずに死ねるといいね。
  • なんだが毒気を抜かれた。そして、ハタと気がつく。この林には、罠が仕掛けられているという事実。足元はトレッキングシューズで固めてあるが、挟まれたらどうなるのか分かったものではない。今更だが、用心して撤退。
  • あまり数は採れなかったが、いい気分転換になった。景気付けに、ぷち打ち上げ開催。


コンビニ前立ち呑みがいいんだな。アテのおやつカルパスがいい仕事をしてくれた。

  • 帰りはやっぱり寝過ごして、数駅を引き返す。
  • 帰還し、日記の補完。
    • 妹ちゃんが姉ちゃんに銃を向けた。ああ、そう来るか。
    • 一方その頃、地玉では。いかずちの術、木ノ葉隠れの術および分身の術と戦っていた。こちらの術は「トンチ」と左目のスパコンである・・・。もうだいぶ前からトンチには無理と破綻が出ているのだが、視聴者は優しいのでスルーしている。と思うなぁ、うん。ねね、そうでしょ?
    • ユキ姉はいつからスナイパーライフル使いになったんだw
    • 一方その頃、お空の上では。二股かけていたのがバレちゃった挙句に、女同士が手を組むという最悪の事態を迎えつつあった・・・。最初のガンダムの物語が1人のインド系女子の奪い合いが元凶だったように。アルドノアの世界も、色恋沙汰を中心に多くの命が失われていく、orz
    • 魔女の大宴会とエゼキエルちゃんが抱きついて泣くところが全てです(ぉ。
    • 坊主と傭兵が悪巧みか。マリアを嵌めて純潔を奪いにかかるとみた。