• 一言で言うと「運」。これが有意に大きいと思う。実力(=業績)は悲しいし理不尽だが、ほとんど関係ないと思う(アカポスの選考に関しては顕著かと)。面白い論文を書いていると、ダメ押しする際のほんのちょっとしたスパイスにはなると思うけど。
    • 頑張ればきっといいことはあるかもしれないが、無いことのほうが多い。勝ち目のない勝負が殆ど。しかし、進まざる者は地歩を失うの法則はしっかりと生きている。自分に不利なルールでの総合格闘技(業績、人間関係、健康、運、なんでもあり!!)のリングに上がり続けねばならない。そして、負けても笑い飛ばして次に挑む馬鹿な奴じゃないとヤラれるねぇ。
    • もちろん運の要素が強いと言っても、行動によって羅針盤が動くことには変わりない。運は引き寄せることもできるのだよ、提督諸氏。ただし。その行動は「ひたすらに目をつぶってハァハァ実験作業して、素晴らしい論文を書く」ことではないと思う。よーするにお勉強ばかり頑張ってもカンケーない。
    • わたしの場合は、修士時代に遊び呆けている同級生に対してケジメをつけるように迫ったことが、その後の羅針盤を動かす行動だったのだろう。ちなみに、ケジメをつけるように迫ったことで、その同級生は目の前で(比喩ではなく)発狂し、結果的に彼の研究テーマを引き継ぐ事となった。簒奪したとも言う。
    • わたしに与えられていた研究テーマ? 「与えられていなかった」んですよ。この次点で教授からは「お前は、出て行け。気に入らねぇ!」と言われていたんだな。にもかからわず居座っていたのも行動の1つと言えよう。
    • ひとまず。