- ピラティストレーニング。BGMは大原さやか朗読ラジオ 月の音色~radio for your pleasure tomorrow~ | インターネットラジオステーション<音泉>。朗読は、平松洋子 著「川の味」(新潮文庫刊『おとなの味』所収)より。恒例の飯テロ回。なのだが、お題目はわたし自身が食べたことのない「ドジョウ鍋」。大原さやか様も食べたことないそうですw さぁや全力の飯テロ朗読によって、凄まじい破壊力となっております。仕事をぱぱっと片付けてひとっ風呂浴びてから、老舗どじょう屋へ。鍋待ちは、浅蜊のぬたでビール。ドジョウ鍋には「まる」と「ぬき」があって、前者はどじょう丸ごと、後者は開いて骨抜き。甘辛い割り下の匂いが香ってくる中、ぐつぐつと鍋が煮えるのを待つ。頃合いには、ビールを冷酒に変えてネギをふんわりこんもりと盛って熱々の「どぜう」をいただく・・・。
- 朗読後半は、数代に渡って続く老舗どじょう屋のご主人の話。1970年頃、大阪万博の辺りから人々の味覚がこってり甘い味付けから、さっぱりした味付けに変化していった事、その昔は昼食に柳川丼をささっとかき込んで商売に駆け回っていた人が粋だった事、その昔のお客は誰もが鍋の火を使うのが上手だった、何故ならば普段の晩酌でも火を調整していたから。などなど。