• 朗読後半は、数代に渡って続く老舗どじょう屋のご主人の話。1970年頃、大阪万博の辺りから人々の味覚がこってり甘い味付けから、さっぱりした味付けに変化していった事、その昔は昼食に柳川丼をささっとかき込んで商売に駆け回っていた人が粋だった事、その昔のお客は誰もが鍋の火を使うのが上手だった、何故ならば普段の晩酌でも火を調整していたから。などなど。