• 心友こと終生のライバルになる二海堂晴信氏のバックグランド。夏のデパートの屋上の子供将棋大会って現実に見たことがないのですが、作中の雰囲気からかなり異様というかなんというか。この歳にしてすでに「取り憑かれている」ように見える。心の何処かを埋めるために、勝負師としての道しか無くなっていくのは、怖いな。
    • 原作中でも二海堂の詳しい病名については言及されていないのだが、腎臓系の何かであることと不治であることが設定されている。日常生活において一生に渡って厳しい制限を受け続ける中、唯一暴れられるのが将棋で、唯一立ち塞がるのが桐山零だったら心友となるのは当然か。
    • 執事の花岡さんが格好良すぎる。
    • 楽しい明るい川本家のバックグランドが徐々に明かされていく。迎え火送り火は、わたしの祖母が存命の頃はbaja家でもやっていたな。眠ってしまったモモちゃんを抱きつかせながら、ゆっくり団扇をあおぐあかりさん。蚊取り線香の煙が一筋、鈴虫の声。絵になるわぁ。
    • 川本のじいちゃんが格好良すぎる。
    • まだ桐山零は無力で川本家から一方的に受け取るだけだが、この先、驚くべ急成長を遂げてあかりさんたちを助ける側に回って来くるようになります。お楽しみだ。