- 引き続き提督業務をこなしつつ、高野秀行さんの納豆本を読み進める。ナガ族という、いわゆる「首狩り族」の住む地帯(国とは呼べない)まで納豆を求めに取材しに行く高野さん。ホンマモンの馬鹿だと今更ながら感心する。随分と昔(80年代)に首刈りの習慣は失われたとは言え、殺人が文化みたいになっていた連中だぞ?
- ナガ族といっても、多数の部族の集まりで言葉も文化も社会体制も異なるそうだ。そんな部族が一堂に会するナガ族のお祭りで、納豆を探索していく。方法は、(1)部族の名前は? (2)納豆食べる? (3) 食べるなら納豆の名前は? (4) 最後にその部族の言葉での「ありがとう」は何て言うの? と聞き込みしていく(ビルマ語で!)。(4)は感謝の意と同時に言葉の変化と隔たりを知るため。なるほどね。フィールドワーカならごく初歩のテクニックなんだろうけど、知らない身としては感心するなぁ。
言葉も何もかも異なる部族間での共通項は「納豆を食する」と「首刈りの習慣がかつてあった」の2点だけだそうだ。読み進めるのが惜しいほどの面白本。
- ろ号を割ったところで、お散歩へ。室温は18.3℃まで上昇。立春すなぁ。
- ヱビスビールの限定缶を仕入れてきて、ぽかぽかの室内でぐいっと飲む。ヱビス華やぎの時間は苦味が鋭いIPA系統だったのを思い出す。ビール命のわたしも、IPAだけはちょっと苦手だ。
- 銭湯へ。チャリを漕いでいると暑いんですが・・・。脱衣所TVはバッティングで板を打ち抜くバラエティー。山田哲人が見事に撃ち抜いてヤクルトファンのご主人が叫ぶ。