• 麺舗 十六。完全個人経営で、実力1本で勝負しているつけ麺屋。大抵の場合、こーいう店は「へんくつ親父」の店になるのだが。ここは違う。野武士のような、落ち着いた無口の主人と、真の強い「ふうわり」とした接客をする美人の奥さん。最強の組み合わせ。
  • もちろん、豪剣のごとき太麺と、分厚い味のつけダレも超S級。しかし。並びは避けられない。


30分の待ちは覚悟。

  • 肉入りつけそば(並)と味玉をオーダ。こんなに並んでオーダが押していても、奥さんのオーダ取りと接客は、決して乱れない。常に、笑顔。しかし大声を張り上げるようなキアイは入らない。ご主人に、オーダ通しをしているようには見えないのだが、ミスは絶対にない。
  • この奥さんは、・・・アリシアさんだ。こういうプロになりたいな。ま、無理だけどな(苦笑。


見よ、この麺。中華麺でもうどんでもない、「つけそば」だ。


それを受け止めるつけだれ。がっつりと濃厚だが、脂はそんなにない。中の肉(チャーシューにあたる)が、コクを出す。

  • 大満足でした。並ぶ価値があるお店です。まあ、待っている間は世界樹の迷宮で退屈してなかったのですけど。