- 麺屋 吉左右へ。ここに匹敵する有名店は、六厘舎、TETSUあたりか。何れにせよ、行列待ち必須。時間と体力が必要な「勝負」になる。
- こ、この炎天下の中、大行列。うぁぁぁっ。華麗に速やかに撤退する事を考えました。一瞬よ。
- 並び開始。
完全に馬鹿である。うたわれるものらじおを聞いて、耐える事に。カンカン照りの中、柚ねぇと力也さんの掛け合いを聞きつつ、人間観察。
- 行列店の特徴として、わたしのようなラオタの他に、つがいの出現率が優位に高い事が上げられます。しかし、さすがにこの直射日光のさなかで並んでいるつがいは、ほとんどいませんでした。一瞬よ。
- わたしの前に並んでいたおにーさんがケータイを弄くるや否や、店の逆側からカノジョが現れました。それが合図だったように、次々に店の逆側(日陰)に潜んでいた雌の個体が現れたではないかっ。
- そうか、そうか、そーいうことか。雄を炎天下に立たせておいて、雌は木陰で涼んでいたワケですな。なるほどなるほど。や、別にボカァね、つがいで来る連中が憎たらしいわけじゃないよ。馬鹿なつがいだなぁとは思うけどサ。そして、この「馬鹿」は褒め言葉なワケ。炎天下にラーメン食うために並ぶ酔狂は、オタだろうがつがいだろうが、一緒さ。みんな愛すべき馬鹿だ。
- マテマテ、大半がつがいと言う事は、この行列の2倍の人数が並んでいるという事になるね。_| ̄|○
- わたしの前のつがいは、雌が「大丈夫?替るよ!」と声をかけると、なんと雄の個体と交代したではないか。いいぞ、ねーさん。これぞ佳いオンナだ。恰好良いぞ。
- その前の雌は、雄にかき氷とタオルを補給すると、そそくさと日陰に戻った。まあ、フツーはこうであろう。これでオトコも面子が立てられるワケさね。
- 問題はだ(キタキタ)!! その場でくすぐりあいを開始して、列からキャアキャアと離れて、また何事もなく列に戻り、さらに突っつきあいをするつがいだ。こいつらは暑さで脳が焼けたんじゃなくて、元々脳が腐ってて、生殖活動しか出来ない獣なのであろう。ここでサカッテもいいんじゃよ?
- 60分後、ようやく店が用意している椅子までたどり着く。
お店が用意してくれている、日傘。こういう気配りは見た事がないな。GJと言えよう。
- 椅子までたどり着くと、店のスタッフ(奥さんであろう)が、オーダを取りに来る。味玉つけ麺+のりをオーダ。
- 着席。なんとまあ、ご主人1人しかいないのか。最近、このパターンが多いな。
- 店内落ち着いて、いい雰囲気です。つけ麺が登場したのは、並び開始からぴったり110分後でした。久方ぶりに勝負した感じです。
麺は中丸。ここ最近流行りだした、つけ麺に比べるとかなり細い。コシと密度は低い。打ち返してくる感覚はなくて、「つるつる」という表現が合うと思う。べんてんに似ていると思うのはわたしだけか?
つけ汁は乳化しているタイプ。粘度は高い。甘味はまったくありません。酸味がかすかに。時々、隠し味のスパイスが利いてぴりぴりしますな。