- 午後の撮影開始。この辺りから実験のシーンが出てくるため、その度にそれらしい器具や試薬なんかを用意する。
- 注射器やらマイクロピペットやらの実技指導したりw
- 見る人が見たら、「あれっ」と思うハズだ。もちろん、やってる作業は目茶苦茶なんだが、器具が異様に正しく使われている事が解る。
- 床に倒れている演技をしている女優さんを見て、教授(ホンモノ)がびつくりしたりとかw
- 午後も更けてくると、実験(ホンモノ)に訪れる学生さんがちらほらやってきて、撮影が中断される。我々、撮影隊はお邪魔してるのだ。ラボを貸し切ったのではない。
- もちろん、前もって学生さんたちには何度も頭を下げておいた。すみません、迷惑をかけます。あなた達の仕事が最優先です。どんどん割り込んで下さい、と。
- しかし、そんなのはそっちの都合だハゲ氏ねファックとばかりに、義憤とオノレの研究に激しく燃えている女子1名が出現したのだった。イカリとサゲスミとニクシミのこもった目は中々の迫力だった。
- 実は、これも事前に察知していた事で、そんなには驚かない。さらに、わたしが彼女の立場だったら、数十倍は激しく怒ったのは確実だ。パフォーマンスだけではなく、黒犬獣監督に暴力を行使して、カメラをたたき壊すぐらいの事はやったと思う。
- こーして映画は生き血とニクシミを吸い上げながら完成して行くのだよ、大兄!
- 最後に、ちょい役でわたしが出演する事にw
- やってみて分かったのだが。「目線」がまったく落ち着かない。常に眼球が落ち着き無く、くるくると動いているのが分かる。さらに、なかなかカット!の声が入らない(気がする)。
- 「目線」については、黒犬獣監督の演技指導が入ったwおお、まるで役者だww
- 1640、撮影終了。やでやでだ。なんとか逃げ切ったという感。
- ロマンスカーに飛び乗って新宿まで。
- 教授役の役者さんとはここでお別れ。
- 監督と、女優さんX2、主人公(?)の研究者役の俳優さん打ち上げへ。おお、なんかギョーカイっぽいぞ。そーいや、監督とロケハンした時にウチイリしたっけなあ。早いものだ。
- 歌舞伎町の最深部にある怪しい上海料理店で打ち上げ。話してみると役者さんたちは、撮影中とはまったくの別人で、「役を作っていた」というのがよく解る。たいしたものだ。
- ちなみに、クールで黒髪でつり目な
なおかつ巨乳な女優さんは、かなりわたしの好みだったと告白しておこう。
- もう一人の女優さんは、役中において、現役だった頃ののびさんにそっくりだった。つまり、理系女子の典型だったのだが。
- 打ち上げでは、豹変していた。ちうか、役を解いたのだろう。大酒飲みのガハガハ笑う陽気な姉さんだった。さらに、その場で監督と次作の出演交渉を始めたりとかw
- 全員、疲れの所為だろう、あまり酒は進まず。2030ごろ解散。お疲れさまでした。
- いつもだったら、この時間なら監督と飲み直しになるのだろうが、寄る年波に勝てず、そのまま撤退。
- お疲れさまでした。後は監督のへんしう次第ですね。どんなのに仕上がるのかなぁ。