• 帰還して、撮影の準備。今日はじっくりと行きたい。
  • オフロードバイクに騎乗してポイントへ向かう。稲の蒼さが素晴らしい。夏ですなぁ。
  • D5000を起動して、哨戒開始。本日も最低限の採集用具は持参しているが、あくまで撮影者(シューター)の格闘スタイルで挑む。季節は前回より7日間進んでいる。
  • まずはミツバチで肩を温める。



正面、背面と狙って飛翔を止める。ミツバチは「家畜」なので、他の飛び物と比しとっても鈍くて大人しい。

  • 先週は目立たなかったススキが伸び始めている。秋に向かっているなぁ。花はレンゲだけでミチバチ以外のハチは少ない。


キボシアシナガバチかな? ちょこまかと落ち着きが無い。



う、うーんハキリバチ系?? 知識がないって悲しひ。

  • ベニシジミとモンシロチョウは確実に仕事をしてくれる。ボーズにならないのは彼らのおかげ。



特にベニシジミの個体数は日本中どこでも多い。種としての勝ち組。

  • 乾き気味の踏み固められた泥道。チョロチョロと軽快に走り回る小さな影。先週は見られなかったハンミョウが出現していた。接近戦に特化した肉食系。その鋭い機動性はモビルスーツ・グフを連想させる。


トウキョウヒメハンミョウ、かな(汗。ご覧のようにリア虫。生殖器は繋がっていないので、交尾ではない。オスがメスを護るメイトガードと言われる行動だろう。ニンゲンで言えばイチャついているわけで、爆発しろ対象なのは間違いない。


轢死したハンミョウの屍体を別の小型ハンミョウが食べていた。

  • ときおり陽が差してくる。この時とばかりに絞りこむ。F22でも1/2500以上が切れることも。そんな時に限って飛びものがいないんだけど。


アクロバティックな脚線美を見せてくれるマメコガネ。個体数は多い。

  • ポイントは川べりで、湧き水による池もある。当然、トンボ類は多いがわたしが撮影できるのはとまってくれる数種類のみ。巨大なヤンマ系も飛んでくるけど、反応もできない。独学で撮影している限りは、おそらく一生撮影できないものと思われる。


ハグロトンボ。トロそうに見えるが、簡単には接近を許してくれない。

初心者にやさしいシオカラトンボ。待っていれば元の場所に戻ってきてくれる。

  • つらつら歩いて行くと先週見つけたクヌギポイントに到達した。ヒトに見られていないことを確認後(知られてはならない!)、接近していった。
  • 薄暗いを通り越して真っ暗な林内。そのせいか、昼酒をやっている連中がいるのだ。今日も大物が。



中型でも圧倒的な迫力を放つ王者。

  • 撮影しているとオオスズメバチが接近してきて、嫌な汗をかくが撮影を続行。やがてスズメバチは王者に接近する。カブトムシはツノを使うまでもなく、前脚を打ち下ろした。スズメバチは泡を食って逃走に移った。生のバトルに興奮してシャッタを切りまくったがピントが合ったものは皆無だった。orz


ストロボを焚かないと、このぐらいの暗さ。

  • 2mほど頭上を見るとそこにも樹液酒場があるようだ。支店かな。カナブンと共にクワガタのシルエットが見えたので枝で落とした。50mm前半のノコギリクワガタ。これはお持ち帰りした。
  • 1500を過ぎた。ゲリラ雷雨を警戒するか。折り返しにかかる。


ダルマガエルさん。久しぶりに見た気がする。


ショウリョウバッタのデザートタイプ(嘘)。先週は羽がなかったが、ついにキチキチと鳴いて飛ぶオトナになっていた。季節は進んでいる。