- 0800覚醒。いい天気だ。爽やかの一言。
- 昨日仕掛けたベイトトラップ(ムシを捕まえる罠)を見に行く。冷静に考えると、かなりアブナイ行動と言えよう。このトシだぜ・・・。虫採りだぜ・・・。背中のバックパックには採集用具がびしいっっと入っている。酢酸エチルの気化ガスを満たしたプロポリピレンの管を多数搭載しているのだ。とある組織にナンパされて、荷物の中身を見せるように言われたらどう切り抜けたらいいのやら。
- オフロードバイクのエンジン音も高らかにポイント到着。メットを取ると髭面のおっさんが現れる(わたしのことだ)。そのヒゲおっさんは、ニヤニヤ笑いつつフヒフヒ興奮しながら、普通の人は立ち入らない藪の中に突入していくのだ。あいつは一体何をしているのだろう??
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- こーいう人物を一般には「怪しい」といいます、あぃ・・・。
- さてさてさて。昨日から今日にかけての気温データは最高25℃、最低13℃だったわけですが。仕掛けたベイトトラップ(ムシを捕まえる罠)は、オサムシ狙い。果たして夜間の予測気温13℃でオサムシは罠にかかるでしょうか?
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- このポイントで冬に多数の個体を捕獲しているので生息しているのは間違いない。
- やはり最低気温20℃の法則だな。まぁ、そうなると蚊やらマムシやらもうれしそーに活動し始めるし、ニンゲンは蒸し暑くてフユカイになるのだが。
- このまま去るのはとても悔しいので、ルッキングでムシをつまむ。ルッキングなどと難しく言ったが、ようするに散歩しながら目で探して捕まえるのだ。
- 幸運なことに、綺麗なハナカミキリを2頭捕らえた。知識がないので、何なのかはさっぱり分からんけど。でも美しくて格好いい。いかんなぁ、カミキリもいいかなぁ。
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- カミキリはムシ集めの中でも「業が深い」ことで有名。種類が圧倒的に多く、採集している人もチョウに続いて多い。
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- ムシを集める人は、必ずある特定のムシを集めるようになる。これをXX屋と称する。例えばカミキリムシだったら、カミキリ屋。わたしは、オサゴミ(オサムシ・ゴミムシ)屋という事になる。もちろん、特定のものだけ集めるというワケではない。ソレを中心に、と言うこと。わたしは、硬いもの(甲虫)は採る(採集者)、軟らかいもの(主にハチ類)は撮る(撮影者)が基本スタンス。
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- ただなぁ、カミキリやるんだったら捕虫網は必須。そう、虫採り網ですな。アレを堂々と振り回すようになったら、いろいろとお終いだと思うんだよね、ボカァ・・・。
素晴らしい環境。マトモな人間は、散歩したりランニングしたり、木陰でお弁当を広げてちちくりマンボしたり(死ねよ)だよねぇ。ムシ採りなんかしないっすよ。
- 撤収。
- 1年ぶりぐらいに地元のカレー屋へ。