- 無機質な不気味システムで駆動する車もどきにて、人工島へ戻る。
- 長い前座の後に、お笑いライブへ出撃。練習でいつも噛むところでしっかりと噛んだし、セリフが頭からすっ飛んだのでアドリブで切り抜けたところもあったが、読みそのものはそれなりだった。
- バトル開始。いきなりバナナ人が登壇してきた。が、何を入っているのか全く聞き取れない。発音もおかしいけど、声が小さくて物理的に聞こえない。Are you asking about XXXX? を数回繰り返すはめに。会場からは失笑。
- 仕方ない。西原流直伝。知ってる単語を大声でガンを飛ばしつつ殺すつもりで言う、が発動。あちらも、西原流に切り替えて応戦してきた。幼稚園児どうしが「ばーか」「ばかっていったほうがバカなんだよ、ばーか」と罵ってるレベル。打ち合うこと数合。ついに、爆笑しながら座長がタオルを投げた。気がつけば観客も大笑い。またやらかしました・・・。
- 二人目のケチャ人は華麗に切り返した。これで多少は持ち直したと思いたい、orz
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- ライブには自信があって、実際に去年は3回ほど賞金をかっさらっていたのだが、その根拠の無い自信が一気に崩れていった。
- ぐったり。大ボスが苦笑いして、今夜のお暇を言い渡した。のだった。
- 木賃宿に撤収。スーツコスを解除してから島を離脱。ぼっちお疲れ様会へ。
- 繁華街をちょっと徘徊。えいやっと日本酒とおでんの店へ飛び込んだ。
- 雰囲気から、すぐに外れではないと分かった。日本酒の店といっても、地酒ではなく日本盛とか沢の鶴といったメーカー製しか置いていないのがなんともな。
- うーん、菊正宗でスタート。関西らしいもの、のつもりでハモ皮をオーダした。鱧の本体は、季節外れからかなかった。
初めて食べたハモ皮。甘く味付けされている皮が酢の物とあえてある。日本酒に合うものですな。
- この店、常連客と飛び込みをハッキリと区別する店だった。常連には、オババがお酌して積極的にオーダを取りに行く。飛び込みには、すみませーんと声をかけても無視することが多かった。オーダできても、注文を繰り返したりすることはない。全く喋らずに応対する。まま、そーいう店なんだろう。
- 沢の鶴に切り替えた。有無を言わさずに燗をつけられた。変な店・・・。
霜月に入ってから頼むべきだったかなw ともあれ、久しぶりの熱々おでん美味し。
- おでんは、どん!と皿を叩きつけて供された。煮汁は飛び散り服を汚した。もちろん、謝罪どころかガン無視するオババ。常連客はソレをみて笑う。美味しい料理が台無しですなwwwwww
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- 自分のライブが終わった開放感からか、驚くほど怒りが湧いてこなかった。禅の修行の効果も出ているかもしれない。
食べた瞬間に「???」となった。これ、イカの天ぷらじゃなくて「裂きイカ」の天ぷらだ!! これがまた予想外に美味かった。付属のマヨネをつけると、ビールに劇的にあった。
- お会計。ぼったくり来るかなと身構えていたが、2300円だった。釣り銭は投げて返された。出て行け、あくしろ!ちうことですね、わかります。料理に満足したので、ニコニコと退店。したのだった。