- 帰還し、午睡へ。再起動は90分後。
- 採集用具を詰め込んで、移動開始。今期2度目の夜戦へ。土曜日なので激混みだろうし、月齢は最悪の満月。ま、気温は御機嫌に上昇しているので何か飛んで来るでしょう。
- ムササビ山着。1号路にて、ブリタニア語の修行をしつつ登頂開始。暗くなるまでは、学生アリスの長編を読む。
- さて、哨戒開始。採集者は既に15人以上を確認。ムササビ屋さんも10名ほど。賑やかな山である。
- 最初は飛びが悪かったが、ぽつぽつとコクワガタが飛来し始めた。今日はそれなりにいける。4頭のコクワを虫が採れずに泣き出しそうな親子連れに進呈する。親御さんは丁重にお礼を言うが、お子様はこちらを見ようともしないなw
- 程なく。大型甲虫の羽音が聞こえてきた。テニスのバックハンド気味に捕虫網を振るうと、何かがネットイン。大型のミヤマかっ!?と心躍ったが、ノコギリカミキリだった。ムササビ山初ラベルなので、確保。後ろから見ていたらしい虫屋さんが「何が採れましたか?」と聞いてきた。ノコギリと答えてお互いに苦笑。
- その後もぽつりぽつりとヒゲナガカミキリやらキマダラミヤマカミキリといった普通種を楽しみながらネットインしていく。うむうむいいね。
- よしよし、楽しみました。撤退するか。
どれも普通種だが、大型甲虫がまとまって採れると気分が湧きつ立つね。
- 下山の準備をしていると、コクワを進呈した親子連れのガキンチョはついに泣き出して大暴れしていた。「なんでミヤマが採れないのぅ〜!!」と山中に響き渡るシャウト。そりゃさ毎年通ってる昆虫道楽のおっさんだって、ほいほいと採れるもんじゃない。ビデオゲームみたいに簡単にはエンカウントしないものなんだよ、実際のハンティングは。
- 2130撤退。