待望の最新刊。ここにきて、今までのARIAの世界が傾き始める。今までになかった、嫉みや焦りといった感情が表される。もちろん、悪い方には転んでいないのだが・・・。以下、一行感想。

    • Navigation 51. クローバー・・・やはり晃さんは、漢の中の漢です。いきなり(11)で一番好きな話に当たりました。アニメでやったら確実に泣くな(苦笑。晃さんの通り名の由来は?
    • Navigation 52. 海との結婚・・・え゛っ、アリシアさんに殿方の影が?後半は、お祭り。ガレー船だの総督だのと、きな臭い。最後にあの人が出てきて萎える。
    • Navigation 53. ケット・シー・・・不思議ちゃんの回。ARIAが終演に向かっている事を示している気がする。
    • Navigation 54. 休日・・・(11)で唯一、全体のストーリーに絡まないインターミッション。灯里ちゃんの休日は、やはりARIA社長と一緒。お菓子買いすぎ(笑。
    • Navigation 55. 黄昏時・・・ARIAの世界が、急速に傾く問題の回。天野こずえ先生は、何を焦っているのだろう? もしや、ご自身の愛猫「アリア」の死と関係があるんじゃないか? コミックの連載時では、この回の後、2ヶ月の休載となっている。ともあれ、「黄昏の姫君(オレンジプリンセス)」が誕生してしまった。ARIAという名の艦は、右舷に雷撃を受けて傾いた。どうなるのだ、今後は。