• 気温の上昇、風の穏やかさ。このチャンスを逃したら連休中に撮影はできないだろう。D5000にマクロをかまして、いそいそと出撃した。今日こそ、ハチたちが活発に動き出しているだろう。
  • ポイント着。GW中だが、このポイントに足を運ぶニンゲンは地元民が極稀に訪れる程度。里山を満喫できる。
  • 哨戒開始。1/2000-1/3200で切るとF5付近までしか絞り込めないか。ちょっと暗いな。時折、陽が雲に隠れるし。
  • ようやく本格的に虫達が活動を開始していた。終りかけの菜の花にブンブン飛んでくるミツバチが嬉しい。久しぶりだ。
  • そう、久しぶりなのだ。本格的に飛びものを撮影するのは1年ぶり。はっきり言って、わたし自身の鈍り方が酷すぎるwwww
    • これだけカメラの性能が上がった2014年においても、昆虫写真、とりわけ飛びモノはカメラマン自身の技術が90%以上を占めると思う。感覚的に言うと、写真撮影というより全身を使うシューティングゲームに近い。芸術的センス()がゼロのわたしでも、腕次第では対等に渡り合える世界。その腕がへなちょこなんだけどな・・・。おまけに、今年は右肩をぶっ壊しているし。
  • まずは、ミツバチでリハビリ。久しぶりに飛翔を追うと、その速さに驚く。
    • ちなみに、速いと言ってもミツバチはハチ類の中で最も遅く飛ぶ。警戒心もほぼ無い。目の前でのんきにホバリングしてくれる。何故ならば、ミツバチは「家畜」だからだ。純粋な野生種とは違う。


うむ、やっぱりミツバチは可愛いなぁ。愛らしい。


こちらは、米粒ほどのハナバチの一種。ミツバチとは比べ物にならないほど警戒心が高い。ちょっとした振動ですぐに飛び去ってしまう。

  • しばらく歩を進めると、ヒゲナガバチのポイントに。毎年、必ずここに現れる。活動するのは5月いっぱい。6月になると姿を消してしまう。


今年も会えました。一箇所で蜜を吸う時間は、ほんの5秒ほど。すぐに移動する。もちろん、オートフォーカスなんか間に合わない。


こちらは、雄。ご自慢の長いヒゲがセクシーw



ミツバチとは比べ物にならない飛翔速度。フレーム内に入れて、飛翔を止める事ができるようにまで3年かかった。それでも、8打数1安打といったところ。

  • とりあえず満足。帰還する。