• 11話構成なので、お話が加速する。構成といい雰囲気と言い、映像化作品としては成功だと思う。キャラデザがすべてをどーにかしてしまっているけど。
    • 犀川先生 vs. 真賀田女史の妹。妹さんはアメリカ育ちということで、会話は英語で行われる。この会話が開始された瞬間に、強烈な苦笑いを継続することとなった。犀川先生の英語だ。英会話能力のないわたしにもはっきりと聞き取れる発音、文節の区切り。関係代名詞whichがちょくちょく使われる。使われている動詞が馴染み深いものばかり。典型的な「日本人研究者」の英語だ。これを意図的にやったとすれば、製作者側はかなり「分かっている」ことになる。
      • もちろん、わたし自身は劇中の犀川先生みたいにすらすら喋れませんよ、念のため。
    • 犀川先生の別人格が発動する場面。原作で「外面はほとんど変化がなく、他人が知ることはできない」となっていたからか、かるく額に汗をかいたぐらい。ここはもう少し、アニメオリで大げさにやって欲しかったなw
    • 研究者はひたすらキーボードをカシャカシャカシャ叩き続けながら会話するというテンプレは本作でも破られなかったね。テンプレというより様式美なのか、もはや。