- 帰還。雨足が強まる。
- シュラフに包まって大沢在昌「ライアー」。繋がりというかトランジションがおかしいと思う所が出現。大沢セソセイが書くのに飽きちゃったのが明白すぎて笑える。銃の描写だけやたらと気合が入るのはセソセイがガンマニアだから。
- 夕刻。友永大尉より呼び出し。「世紀の大一番」なので、一緒に見るようにとの事。あ、稀勢の里ね。負傷しちゃって、強行出場したんだったっけ。
- 薄汚い大人のわたしは、本割で稀勢の里に勝たせて、優勝決定戦では照ノ富士という落としで「注射」が済んでいると見ていた。もちろん、大尉にこんなことを言うと口論だけでは済むまい。この辺りもずる賢い大人のわたしは、真剣に応援しているフリをしていた。
- ほれ、やはり本割で勝ったではないか。わざとらしく変わり身で。
- しかし、優勝決定戦でも稀勢の里は勝った。ぽかんとした照ノ富士の表情からセメントだった可能性も捨てきれない。もしくは「ブック」を稀勢の里が無視したか? ともあれ、涙目でガッツポーズを何度もとってヨロコビに浸っている大尉にとってはどうでもいいことだろう。
- 雨が止まない。意を決して、銭湯へ向かった。脱衣所TVは鉄腕ダッシュ。