櫻子さんの足下には死体が埋まっている 白から始まる秘密<櫻子さんの足下には死体が埋まっている> (角川文庫)
- 作者: 太田紫織
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/11/22
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- 作者: 喜多嶋隆
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- 作者: 椎名誠
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/11/14
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わたし自身も「不眠症」なのではないか?といったギワクもあった。何しろ繊細だからなぁ、サケ無しじゃ眠れないんだよ、ヲレ。と思い込んでいたが、たまーに行う休肝日の際は意識が堕ちるまで1時間ほどかかるものの、寝入ってしまえば朝まで目が醒めることはない。かえってアルコールを入れるほうが、小用と喉の渇きで確実に途中覚醒する事が判明した。眠りに入るのに時間がかかるのは不眠症とは呼ばないで、神経質、小心者あるいはアルコール依存症と呼ばれることも多いと知り合いの精神科医に教えてもらったのは数年前のことだ(もちろん多くの例外もあるので注意)。
90歳をとうに超えてから大往生を遂げた祖母の晩年は、不眠症に悩んでいたらしい。もっとも、これも本物の不眠症とは診断されずに単に生活が昼夜逆転していただけとみなされていたようだ。しかし、かかりつけの医師は睡眠薬を大量に処方していたので、祖母はオーバードーズでヤクをガンぎめして、らりらりしまくった。冗談めかして書いたが、夜中のラリパッパによって大暴れしたために、介護していたわたしの両親は眠れなくなり(!)、体重を10kg以上落としてしまった。半年間、両親はラリパッパ老人と連日の夜戦を繰り広げ、ついに(不本意ながら)祖母を介護施設に送る決断をした。