よつばと! (6) (電撃コミックス)

よつばと! (6) (電撃コミックス)

  • 待望の(6)でございます。まずは、おおまかな感想。
    • よつばが、「ウソ」をつくようになった。明らかに成長の描写じゃなかろうか。
    • よつばがハーフだという描写が出てくる。もともとはジャンボが風香に冗談混じりで言ってた「よつばは、貰われっ子」。さらによつばの正体は明かされていくのか?
    • よつばの年齢もはっきりと5歳と判明。さらに、「来年から学校に行く」とも。おそらく、よつばと!の物語は、よつばが小学校に上がったら、終わると想像。
    • よつばが、泣く場面が多かった。今までも、泣く場面はあったけど、有意に増加している。行動力の増加や感情の豊かさが出てきたからかな。
    • 所々に描写される大人たちの猛毒と、よつばの無邪気さからくる打撃力は今回も健在!くすくす笑えます!
  • 以下、恒例の1行感想。
    • よつばと!リサイクル・・・拘束されて勉強や仕事という概念を持っているか否か。とーちゃんの「どきょう」に大笑い。
    • よつばと!自転車・・・よつばと、とーちゃんの朝のじゃれあいに癒される。濃ゆーい新キャラ登場。今後も出てくるでしょう。「どこでもいける!」「どこまででもいけるー!」オサーンのbajaですが、愛車に乗るとまだまだこの感情がわき出てきます。
    • よつばと!ポタリング・・・自転車活躍。とらの専攻がうっすらと描かれる。愛機はNikon F10。
    • よつばと!金曜日・・・扉絵のスーツよつばが可愛い。とーちゃんの仕事風景。そして、ウソをつくよつば。今回は「どんまい!」でカットせずに、誤魔化そうと行動するようになったよつば。
    • よつばと!ぎゅうにゅう・・・2話構成の前半。ついに禁を破って出撃したよつば(笑。
    • よつばと!はいたつ・・・後半。初めて出た外の世界。襲い来る困難。「どんなに遠くに行っても大冒険して帰ってくる」らしいよつばですけど・・・。とーちゃん、親らしい所をようやく見せる。よつばが泣いて終わる。やんだ登場の時以来かな。
    • よつばと!本棚・・・ジャンボととーちゃんが本棚を作る。自由業と自営業のお二人には厳しい拘束条件はない。しかし、サラリーマンのやんだは・・・。よつばと!の世界観、「知的な自由業に就いていて、かつ、可愛い娘1人配偶者無し」がまた描写されている。おっ、再びとーちゃん、親らしい所を見せる。
  • 今回も素晴らしいです。物語と世界観もぐっと前進したように感じます。このペースだと全10巻で完結かなあ。