• 雑役夫として、使役される。「郵便局に行って振り込みしてこいや、このクソが!!」と勅命を賜ったので、ははーっと拝命。
  • その隙に、カロリーを入れた。朝飯抜きで、エスプレッソとちっちゃいお菓子しか胃に入っていない。空腹がかなり辛い。
  • 富士そばに飛び込んで、カレーを流し込んだ。麺類よりも飲み物であるカレーの方が速く食べられるとの判断から。


出汁の効いた蕎麦屋のカレーでもなんでもなく、味も香りもしない富士そばカレー。空腹魔力付与によって1.8倍の美味さとなったが。

  • カレーを飲んで程なく「いつまでかかってるんじゃ、はよ戻ってこんかいワレぇー!!」と入電。ははーっと馳せ参じ、今度は荷馬車として使役される。
  • 帰還。今度こそ、大原さやか様&広橋涼さんのラジオを聞きつつ、標本作り。奴隷の自由時間である。


なんだか研究室の雰囲気が漂い始めた天守閣。テーブルを買うオカネがないので窓際で作業。


何もかも自己流なので、超下手くそな標本。恥ずかしくない。何から何までぼっちで始めたんだからな。

  • さてさてさて。今年になってから動き出した標本づくりなんだが。
  • どうもこの趣味を始めるにあたって、決定的なハンディをわたしは抱えたらしい。
  • それは「始めた時期」である。15年は遅いそうだ。当たり前だが、ムシは基本的には春〜秋で採集する。ま、オサ掘りなどの冬の採集もあるけれど。そして、我々の人生は有限なのだ。採集する、つまり収集する絶対量において、既に他の人達からは遅れている。
  • 他人と比較しても仕方ないのは分かる。しかし、この先は体力・気力は、いずれは下り坂になっていく。それは間違いない。野山を駆け回る事ができなくなったら、もうそこで採集者(ハンター)としては引退となる。後は、収集家(コレクター)として他人が採集した標本を集めるしか手立てはなくなる。他人の獲物を標本箱に入れて、何が楽しいんじゃ!! どんな普通種でも、この手で採りたいのだ。勘違いするな、オーベルシュタイン。わたしはムシを盗りたいのではない、奪いたいのだ!!
  • 人生は楽しまなくては損ですぞ、大兄。
    • もうお解りかと思いますが、ムシ関係は「無理に趣味を作ろう」としています。や、本当に好きですけどね。研究室のみが我が人生になるのが、ジジイ化した昨今、ちょっーと怖くなってきたのですよ。