• 今年もやって来ました埼玉インセクトフェスティバル。簡単に言うと、虫の即売会。初日は生き虫で、本日は標本が中心。昆虫界のコミケですわ。
  • 入場料500円を払い、参加証を受け取る。いつも通り。


毎年、少しづつデザインが異なる参加証。毎年ぶんをご自分の標本箱に貼り付けてドヤる御仁も多い。えっ、標本箱? そうなんですよ、標本をその場で購入したら、梱包なんてしてくれませんから。持ち運び用の小さいマイ標本箱を持ち歩くのです。

  • わたしは、例によって「他人が捕まえた虫を自分の標本箱に入れる精神が(今ところはまだ)理解できない」ので、標本箱は持ち歩きません。よって、標本は買いません。単純に見物です。
    • どんなにありふれた普通種でも、自分の力で自分が捕らえた虫のみをコレクションに加える、というのが一応のわたしのスタンス。
  • さてさてさて。昆虫の愛好家、いわゆる「虫屋」さんはどんなことをして、楽しんでいるのでしょうか。以下に書くことは、完全にわたしだけの考えで、一般的ではないのはよーく分かってますので、関係者(虫屋)は顔を赤くしてcommentなどしないように。一般人は話半分で読んでいただきたい。
  • ニワカ中のニワカの目で観察してきたところ、大きな4つのカテゴリに別けられるように思える。即ち、
    • ブリーダー(飼育者)・・・クワガタ・カブトを飼育する人が大半を占める。オオクワガタ飼育のブームは一般人でも聞いたことがあるだろう。クワガタ・カブト以外の虫を飼育する人もいて、こちらはでっかいゴキブリだのサソリだのタランチュラだのといった「奇虫」を扱う人もいるので、油断ならない。飼育して、大きさや色形を楽しむので、野外に出て虫を探したことのない人も多い。育てゲーム感覚。
    • ハンター(採集者)・・・採集するプロセスを主にする人たち。環境、生態、発生時期、採集方法などなどを予測して採集に出かける。採集記などをネット上で公開している方も多い。中には、虫そのものに対する執着が少ない方もいるため、捕まえたらリリースする人もいる。体力、経験、知識、時間がかかるため、実力派が多い。
    • コレクター(収集者)・・・虫の標本そのものが好きな方。ハンター(採集者)と被ると思われるが、実際には採集には出かけずに、購入や交換のみで集める人も少なくない。もちろん、財力がもっとも大切。同じ虫でも、生息地別に全て揃えたり、地球の裏側にいる虫が欲しくなったら即売会やネットオークションを駆使するしかない。
    • シューター(撮影者)・・・昆虫写真を主とする。対象が鉄道だったら撮り鉄と呼ばれるのはご存知かと。環境、生態、発生時期、撮影方法を考えて、生態写真を撮る人と、標本を如何に美しく撮るかに注力を注ぐ人に別れるように思える。ハンター(採集者)と同様に野外に出るので、体力や経験は同等に必要。なお、採集と両立するのは難しい。撮ろうとすると採れない(逃げられる)し、採ろうとすると撮る余力がなくなる。
  • わたしは、ハンターとシューターが半々といったところか。
  • 端から舐めるように見物開始。標本商と客の取引を耳ダンボにして聞くのが習わし。


会場の雰囲気はこんな感じ。老人と青年が多く、わたしのような中年が少ないのが特徴的。また、全員が正体不明的な怪しさを懐に懐くのは仕方ない処。



様々な虫が出品されていますが、最大派閥はやはりチョウですね。規模が違います。

  • また、90%が外国産の虫。手に入れにくい外国産は、即売会で買うのが早いものな。「自分の手で取った虫のみ」なんて言ってられないだろう。日本国産のオサムシ、ゴミムシ、フンチュウを興味の中心としているわたしにとっては、見る標本の殆どが「あんまり関係ない」ということになってしまう。もちろん、見ているだけで楽しいんですがね。


会場内で飲酒されている方も多いですw この辺りはとても大らかな雰囲気でいいですな。この人数と客質の良さだからできることなんでしょう。XXは禁止、YYはご遠慮などといった注意書きはありません。いつまでもこのままであって欲しい。

  • 2時間ほど見物。満足です。
  • 撤退。
  • 地元宙域まで舞い戻って、きゅーべーハウスにてばりんと髪を狩る。
  • かぼちゃの買い過ぎで動けなくなった友永大尉の救援に出る。アホか、orz
  • キャベツ→牛乳パック→かぼちゃの3ヒットコンボが華麗に決まったワケだ。来週は鉄アレイでも持ってこいや。
  • 帰還し、日記の補完。
    • 見る見るうちに元気になっちゃった姫様。あーあ、どーすんのよコウモリくんwwwwww
    • 蝙蝠には非業の死が似合いだな。腹心に爵位を与えて見事な謀反フラグ。
    • 一方、ちたまの人たち。総攻撃はイナホの戦術レベルの対応では無理だろ。どんな無茶ぶりで解決するのやら。
    • ついに馬脚を現す一神教の狂信者。処女にして魔女は理解できないだろうな。
    • アニメオリのキャラで原作とは違った面白さが出てきているが、所々に極端に作画が崩れる場面が目立ってきた。現場は苦しいのだろうけど、興ざめというセリフが頭にちらつく。
    • エゼキエルは、原作未読組というかそちらの癖のお友達には人気が出るだろうなw