• 日本酒1合でふらふらしながら、散策を開始する不良中年だった。フリマを冷やかしたり、アウトドアショップをじろじろ見て回ったり。
  • かつてのバイト先が2月に訪れた際に更地になっていたのだが、今回訪れると立派な雑居ビルになっていた。バイト先も復活してテナントとして入っている。バイト先のオーナーさんがビルオーナーなのだ。そーっと覗くと、オーナーの息子が店に入っている。19年ぶりに彼の姿を見たが、あまり変わっていないな。ウスラ哀しかったのは、その隣にかつての同僚が未だに勤務していたことだった。恐らく、アルバイトの身分だろう。僕、アルバイトォォ!!
  • 彼はわたしより4つほど年下だが、それでも、かなりいい年なのはおわかりだろう(それほどわたし自身が歳をとったのだ)。彼はかつてのように髪を腰近くまで伸ばしていたが、その鬢髪は半分以上、白くなっていた。まだギターは弾いているのかな?
    • 彼を見て哀しくなったのと同時に、じんわりと恐怖が忍び寄ってくる。今の会社に拾ってもらえなかったら。わたしも彼の隣でせっせとおにぎりやサンドイッチを売って、口を糊する羽目になっていただろう。見えるはずのない大地、妖しく横たわるアカポスを夢見ながら。EL DORADOを目指すなら、悪魔に魂を売って髪が白くなるまでバイトする覚悟が必要なのだった。
  • ビッカカメラでiPhoneのケースを購入。腰につけるやつを愛用しているのだが、だいたい1年で壊れてしまう。
  • 東口に取って返して、屋台のお祭りを冷やかして終了。久しぶりの都内を十分に歩きました。もう当分いいです。
  • 地元まで撤退。車内では完全気絶。
  • 1930、帰還。