• 細胞に穴を開けて、染め上げる。
  • 1900、撤退。
  • デパートレストラン街の休憩ベンチにて「狐狼の血」を読了。いやはや、発売当初に話題になるわけだ。とんでもないダークヒーローかつハードボイルドかつ警察小説。一昔前に「新宿鮫」を読んだ時の感覚が蘇ってくる。わたしが若い時に、この小説を読まなくてよかったと思う。もし読んでいたら、確実に生き方に影響を受けただろう(正義とは何かっ!? などと叫ぶだろうよ)。さらに驚愕の事実なのが、この作品を書いたのが女性であることだ。こればかりは未だに信じられない。しかもキリッとした姐御美人で巨乳なのだ(汗。
      • 「狐狼の血」は役所広司さん主演で映画化が決定されており、2018年5月に公開予定。
  • 2017年は物語回帰路線ということを自分に課して、かつて話題になった小説の文庫落ちを積極的に読んできた。宮部みゆき荒神」、伊坂幸太郎&阿部和重「キャプテンサンダーボルト」、遠田潤子「雪の鉄樹」そして柚月裕子「狐狼の血」。いずれも本好きに言わせれば「今更か、まだ読んでいなかったのか」と言われるであろうヒット作ばかりで、若干の恥ずかしさも感じるが、面白いものは面白いのだなぁ。