2022年 冬アニメ

  • 今回から日記とは独立した記事にしましたが、観たい作品がなくなってしまいました。今期は、BDや録り貯めの作品を見直して過ごすかと。
  • さて。もう前回から三ヶ月経過したわけです。コロナ第5波が終了したところです。現在の東京の感染者数は80名/dayぐらい。増加傾向にあります。
  • 今後の社会情勢が全く読めません。いずれにせよ、コロナ第6波はやって来るでしょう。
    • 放送予定はこれまでテレ玉をメインに明記してきましたが、スカイツリー稼働とともにTOKYO MXに放送局が集中しつつあります。MXを中心に、テレ玉とチバテレで補完していく形をとります。
    • また、複数のチューナーにて録画するので、時間帯のダブリが発生している場合があります。
    • 情報はあくまでも筆者が個人的に調べたものです。嘘が書いてあることがあります。大切な番組を録画する際には必ずご確認下さい。
    • 各作品のcommentは(当たり前ですが)、筆者個人の感想や好みです。
    • 人名は、筆者の好みの声優さんです。男女ともに書いてあります。 筆者は大原さやかさんのファンなので、彼女だけは様づけで明記してありますw
    • 他にオススメがあればcommentにて教えてくださいませ。

(日) 鬼滅の刃遊郭編】 TOKYO MXまたはフジテレビ:12/5 録り溜めていますが、観ていません。


(水) ハコヅメ~交番女子の逆襲~ TOKYO MX:1/5 2505 原作未読。交番勤務の女警察官ということで、素材は物珍しいですね。


(木) あたしゃ川尻こだまだよ〜デンジャラスライフハッカーのただれた生活〜 フジテレビ:1/13 2525 原作はリツイートされてくるTwitterで時折見ます。フォローはしておりません。ちょっとしたダメ人間系ライフハックあるあるネタというやつですね。どうやって番組として成立させるのやら。悠木碧さん。


(金) スローループ TOKYO:1/7 2230 原作未読。おっさんの趣味を女子高生にやらせる枠。今回はフライ・フィッシングだとさ。名塚佳織さん。


(土) ルパン三世 PART6 日テレ:10/9 2455 次元大介小林清志さんから大塚明夫さんに代わった新シリーズの2クールめ。録画していますが、消化はしておりません。津田健次郎さん、大塚明夫さん。

  • 興味を惹かれる新作はゼロです。川尻こだまは、Twitterイキりをまともな作品として放映できるかに興味がありますが。
  • お勧めの作品がありましたら、コメント欄などで教えてください。追記いたします。

1月2日(年末休暇 day 9)

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  • あまりの寒さで活動性が更に弱まってきた。コタツ以外の暖房器具が無い一軒家に住んでいるとこうなります。春まで冬眠したいというやつね。

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  • 箱根駅伝の中継を本気で観る。今年も母校は予選会で敗退しておりますがね。毎年書くが、わたしが大学院生の時までは優勝争いに加わっていた強豪だったんだぞ。それが見る影もない・・・。
  • 青学強いな。速いではなく、強い。徹底的に勝ちに行っている。青学の選手全員に共通していることがあったように感じる。1つは、まずは冷静に他チームの選手を背後から観察して、データを取得し、それからオーバーテイクまたは後ろで追走する等のアクションを起こしている。もう1つは、勝つためのコンセンサス(作戦ね)が行き渡って、それに従って走っている。青学のサイコパスめいたあの監督は嫌いだが、采配が秀でているのは認めざるを得ない。

ひるめしのもんだい

    • 箱根駅伝の中継CMで繰り返し繰り返し脳内に刷り込まれて、迷いなく黒ラベルを手にとっていた。テレビ怖いよぉ。

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  • 結局、青学が往路優勝。全体的に、抜きつ抜かれつのデッド・ヒートがそこかしかこで繰り広げられ、観ていて楽しいレースだったな。
  • 上記の昼餌のようなものを摂取し、午睡。再起動は60分後。
  • 友永大尉に呼び出されてスタバアワーからの輸送隊。街が2022年の活動を開始していた。人通りの多さは、コロナ禍以前に戻ったように見えるが、破魔矢などの初詣グッズを持っている人は少ないように感じる。もちろん、わたしの主観ですからね。
  • お正月だからタクシーに乗りたいという大尉に押し切られて、ワンメータ帰還。うーむ。

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  • ようやくお重にお節を充填開始。年賀状は未だに納品せず。常にワンテンポずれている。

ちょいweb

  • 昭和のゲームセンター : 【2ch】コピペ情報局・・・やだこのスレ、加齢臭がする。「ニチイ」が懐かしすぎるぜ。不良の巣窟であるとされ、出入りは学校から禁止されていた。もちろんナムコ全盛期のゲームをやるために通っていたけど。その不良サンからは、一度だけ、からまれた事がある。不良サン「おい、お前! 便所まで来い」少年baja「金持ってないけど?」不良サン「じゃあいいや」というハートウォーミングなやり取りだった。

本日のお買い物

買ったのは昨日。本の雑誌が選ぶ2021年度文庫ベストテン1位に釣られてみました。

一隻眼

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池袋の街を走っていた電動バス(IKEBUSイケバス)。「池袋駅周辺の公園や賑わい施設を回遊する乗り物で、新たな池袋のシンボルとなります。 環境にやさしく電気で走るバスで、最高速度は19km」だそうです。

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

  • 2点。

1月1日(令和4年、元旦)

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  • 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
  • 弊日記は、今年も変わりません。淡々とおっさんの日常を描写するだけ。しかし、確実に毎日ぶんを更新します(遅延はあります)。ただそれだけです。No big deal.
  • 今年も近所の氏神様への初詣は不参加。その初詣からは、お囃子が聴こえてきており、いい雰囲気となっております。
  • 生さだを少し観てから、友永大尉にお付き合いしてアマゾンプライムビデオで、愚にも付かぬ海外ドラマ。新年早々、ばきゅーんばきゅーんですか。ワイは生さだトークを流して、ゆったりしたいんだがなぁ。
  • 酒量を控えて体調を整える方向へ。去年はね、元旦から二日酔いだったんですよ・・・。

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  • 1007覚醒。よしっ、体調良好。これで、よしよし。関東の冬晴れでバキリと快晴、風は轟々と吹き抜けております。
  • 起き抜け提督業務は、ハニーバタートーストと6Pチーズを缶コーヒーでやっつけつつ。
  • 艦これは演習のみ。装備を整えて自宅裏の陸橋に登った。

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自宅裏よりフジヤーマを望む。風が轟々な元日となっております。今年もよろしう。ああ、これは見れば解るがディジタール・ズゥムさ。

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肉眼では、こんな感じよ?

  • 風が強すぎる。徒歩にて自宅に戻り、チャリに乗り換えて駅前に出た。地元は有名な神社仏閣が初詣産業でたんまりと儲けているようなお土地柄である。中規模の神社仏閣でも、待機列に巻き込まれると面倒だ。裏道を駆使して、一通りをパトロールする。去年のコロナ禍から元日は閉店する大型商業施設が殆どとなっており、個人的には大歓迎だ。年末年始は非日常じゃなくちゃね。
  • 駅ビルに入っていた書店がぽつねんと営業していたので、文庫本を捕獲。余勢を駆って、ドラッグストアにてビール類を購めて帰還。
  • 紙メディアの年賀状が着弾。わたし宛のものは、ほぼ全てが元教え子からのもの。そして、全てに「今年は飲みに行きましょう」と書いてあるのが特徴。

ひるめしのもんだい

    • 豚バラ肉と白菜のみで仕立てる例の鍋。シンプルで美味いし、温まるなぁ。
    • 酒量は350ml缶x1のみ。酔ってもいないが、もう欲しくなくなった。健康的(?)な昼酒ではあるが、内臓が弱っていたり老化による衰えであったりすると嫌だなぅw

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  • 午睡。再起動は90分後。陽が長くなっているって本当ですかねと思うほど、すぐに暗くなるな。
  • 艦これの新春任務を割りつつ、アラスカ物語(新田次郎)を読み始める。

白人様のリンチによって、日本人のフランク安田が遭難確実な氷原にほおりだされるという無理ゲーからスタート。オーロラの描写が重厚でちと読みにくいが、慣れるとその重さが気持ちよくなる文章だ。

  • 1950、装備を整えて冷え切った戸外へ出立。もちろんケイ グラント 低音レディオ | bayfm 78.0MHz ベイエフエムを聴くためだ。今年最初で元日の低音レディオは、ケイ・グラント兄貴がリスナーに逆電するというお祭り企画・テレフォンポール。去年の3/27以来だっけか。アメリカまで国際逆電をかけるなど頑張っていたが、技術的に(?)つながらないことが多かった。国内のリスナーも留守電になっている率が、いつもより高かったぞw

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  • 夜になってようやく風が止んだ。

一隻眼

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2022年の艦これカレンダを設置して新年スタート!!

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

  • 2点。今年は体調良好な元日でした(当たり前だ)。

12月31日(大晦日2021)

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  • 友永大尉にお付き合いして、録画しておいたNHKの洋楽ライブ番組を視聴。演物は「女王」というロックバンドである。「女王」は、唯一、わたしと大尉の趣味が合うバンドなのだった。女王以外の音楽の趣味は、全て水と油。
  • ともあれ、例のヒゲ白タイツのヴォーカルが、脚をぴーんと張って腰をかっくかく揺らす姿を力強く声援したことである。

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  • 0900覚醒。お早うございます。久しぶりのリアルタイム更新でお送りしている大晦日です(挨拶)。子供の頃から大晦日の方が、お正月より好きでした。
  • 起き抜け提督業務は、ハニーバタートースト、ゆで卵、6Pチーズに野菜ジュースというちゃんとした朝食を整えて食す。たかだかトーストを焼くのでも、焼き時間やら何やらで戸惑うものだね。
  • 艦これは演習のみ。このまま艦これでだらけ続ける予定だったのだが、昆布巻きを煮るという大事なデューティを失念していた(汗。昆布はあるが魚がいないでござる。自宅前の川からドブ臭いコブナでも捕ってくるかと思いついたが、まだ理性が残っていた。すぐに装備を整えて、いつものホムセンとスーパに移動開始。
  • ホムセンは改装工事で一時閉店とのことで、クリアランスセールをやっている。こういった場面で掘り出し物が見つかることなどなく、ほぼ全てはガラクタなんだよな。だって、そもそもが売れ残り品なんだからさ。しかも微妙に高いし。冷やかしのみ。
  • 併設の巨大スーパは、恐ろしい人混みと待機列。コミケかよ。げんなりして即時撤退。ヲレは、一体何をしに来たんだ・・・。
    • そういえば、コミケは開催しているんだな。マスク+ワクチン接種証明書でも、あの人数と密では感染らないほうがおかしいと思うよ。症状が出るか否かは別としてさ。
  • 強風と巧くつきあいつつ、駅前に進出。巨大スーパその2は、対照的に空いていた。昆布巻き用のサバがまだ売られていたので捕獲。返す刀で、白菜鍋(C)山形先生の材料一式、地元のクラフトビール、特売のマヨネーズなどを購めて帰還に移る。

ひるめしのもんだい

  • 白飯、クリームコロッケ、納豆、生卵、豚汁(カップ)@備蓄と近所のスーパより。

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  • 昆布巻き(お節用)と白菜鍋(明日の昼酒用)のビルドを同時進行ヨーソロー。両者ともに弱火で煮込むだけの料理だから「焦げ」さえ注意すれば、意外に手間はかからない。今年のおせちは、昆布巻きのみ自作。去年は煮物まで作ったっけか? 記憶にない。
  • 昆布と白菜が柔くなったら、火を止めた。あとは適当に数回に渡って火入れすればよかろう。
  • 午睡。再起動は90分後。
  • 友永大尉に呼び出されてスタバアワーからの輸送隊。個人商店は、ちょうど店を閉めて大掃除を始めるところが多いようだ。まさに大晦日。こんな感じで今年もどんがらがっしゃんと暮れていくのでありました。
    • 数時間後に、少し追記するかも知れませんが、とりあえず〆ておきましょう。
    • 今年も弊日記にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。大兄たちに於かれましては、良いお年をお迎えください。

一隻眼

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初詣に出立する南極観測船・宗谷(艦隊これくしょん-艦これ- 公式Twitterより)。

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

  • 2点。

読書漂流 2021

2021年の読了リストと感想。今年から日記記事とは独立してお送りしてみます。わたくしbajaにとって読書は「娯楽」です。よって、人生のためになる本やらお勉強の本などは読んでおりませんです。エンタメ作品だけってことですよ? では、長めの読んだ!! をどうぞ。

7月7日の奇跡(喜多嶋隆)、210102読了★ いつものモウロク爺さん喜多嶋ワールド。もう酷くて笑ってしまう。今回は、筆者が最も苦手とするセックス描写に取り組んでおり、チャレンジ精神は素晴らしいと思う。しかしなぁ。痛々しくて読むのが辛い。さらに、ヒロインを精神科医にしたのも、初めてだろう。そのチャレンジ精神は素晴らしいと思う。しかしなぁ。痛々しくて読むのが辛い。

人生は凸凹だからおもしろい 逆境を乗り越えるための「禅」の作法(枡野俊明)、210210ぐらいに読了★★★ 禅のラノベ。筆者は、禅の庭をデサインする専門家だけあって、禅の美について詳しくわかりやすく解説してある。(1)不均整(2)簡素(3)孤高(4)自然(5)幽玄(6)脱俗(7)静寂の7要素は覚えた。歴史の知識も出てくる。お茶の作法と禅の結びつきから千利休など、日本史を戦国時代と幕末の歴史小説しか知らないわたしにとっては、新鮮だった。

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オードリー・タン 天才IT相7つの顔(アイリス・チュウ、鄭仲嵐)、210124ぐらいに読了★★★ たまには流行りものも読まなくちゃなぁと手を出してみた。同じ天才のスティーブ・ジョブズよりも人格者で穏やかではある。ふたりともにテクノロジと芸術が好きで、イカれているという基本設定は変わらんが。台湾が本書に書いてある通りなら、日本は決断速度と改革の力において敵うはずもない。民主主義2.0という感じで、Covid-19に太刀打ちできたのも解る。日本人は二階さんの料亭の味に全てを委ねておけばいいから、そのままそのまま。

ババヤガの夜(王谷晶)、210211読了★★ バイオレンスアクション「ババヤガの夜」は、本の雑誌ライタである釜炊き目黒ならぬ北上次郎氏大絶賛記事にて釣られ買いした。おお、確かに熱いな。読ませるぞ、これは。あれれれれ、もう80%程は読んじゃったのですが、これはいったい(汗。この間、1時間弱。それも艦これをやりつつの読書だ。おおーい、これで1650円は高いぞ(図書カード併用のため実質は650円)。結局、トータル90分ぐらいで読み切ってしまった。悪くはないが、わたしが編集者だったら、それらしい絵師を探してラノベで出すなw ここ10年で急速に増えてきた映像化前提の作品だろ、これ。

みかづき(森絵都)、210310ぐらいに読了★★★★★ 学習塾経営の世界を描いているそうで、面白いと各所で絶賛されていた作品。分厚いハードカバーと価格に怯んでいたが、ようやくブックオフにて確保した。なるほどね、塾という業界が誕生する頃から描いていくのか(昭和36年)。登場キャラのアクが強く、映像向きかも知れないな。読みやすいが描写が軽すぎることもない。ググると、2019年にNHK総合の「土曜ドラマ」にて、既にテレビドラマ化されておりました。個人の学習塾が舞台だが、親→子→孫と経営が受け継がれ、理念は変質していく。まるで大河ドラマジョジョのように。この間、常に目をつけられ敵対していくのが文科省。さらに、ライバル塾との仁義なき戦い。「教育」とはハマる仕事という言葉に深く同意だ。エンタメ作品としても日本の教育論としても、最高に楽しめて興味深かった。

サイドシートに君がいた(喜多嶋隆)、210417読了★★★★ 読み逃していた喜多嶋隆作品を古本屋で発掘したときの喜びは最高だ。本作もブックオフにてひっそりと余命を送っていたところを救出した。アクション満載のドタバタ喜多嶋ワールドも好きだけど、真骨頂はこの手の短編集でしょう。The Days We Drove Together. 喜多嶋隆の全作品においての共通テーマである「生きる流儀(ウェイ・オブ・ライフ)」が強く描かれる。読後は勇気をもらえるが、同時に切なさとほろ苦さがたまらない。

真説・佐山サトル タイガーマスクと呼ばれた男(田崎健太)、210503読了★★★★ 華々しくタイガーマスクとして活躍した期間はわずか2年弱だったんだな。その2年弱が、わたしの愚かで多感な少年時代の真っ只中と重なっていた。本書の前半1/4ぐらいが、胸のすくようなタイガーマスクの快進撃に充てられている。「中の人」こと佐山サトルは、仕事でやらされていただけだったが。「タイガー後」からが本書のメインだな。巌流島後の宮本武蔵(その後の武蔵、というやつですな)を彷彿させる。興行の失敗、パートナの裏切り、湧き出てくる詐欺師たち、反社との関わり、常にチラつくアントニオ猪木の影、プロレスから完全脱却して総合格闘技へ、そしてそれらの全てが噛み合わない原因は経営、すなわち金だ。カネ、カネ、カネ。何がなくとも金。経営の事が全く解らないかつ興味がない格闘バカの佐山サトルが虎のお面を被らされた時点で、悲喜劇が始まった。

B♭ しおさい楽器店ストーリー(喜多嶋隆)、210504読了★★ ギターの材料(使用する樹の種類)を中心に、家具職人の頑固爺さんが絡んでくる。相変わらず従兄弟同士の際どい関係を描きたいのは変わっておらず。いつも通りの喜多嶋ワールドなんだが、おかしな表現や文章もいつも通り。何だよ、時速22ノットというのは。フネを所有しているんですよね、大先生は。まさかのエアプなのか??

宮本武蔵(津本陽)、210509読了★★★ 前半の創作部分である子供時代の武蔵と、後半の歴史資料を元にした大人の武蔵とのキャラとストーリにギャップがあり過ぎで、ちくはぐさを覚えた。数々の「武蔵作品」が世にはあるが、本作の武蔵はちょいとメンタル弱めで最後まで悟りきれていない印象を受ける。剣戟の場面は、作者の津本陽氏が卓越した剣士であったことからであろう、リアル一辺倒。つばぜり合いのチャンバラは無く、ほぼ一撃でケリがつく。

薩南示現流(津本陽)、210607読了★★★ 鹿児島弁の描写に全てが集約されているといっていい。作者の津本陽氏は、歴史上の人物にリアル指向で方便を喋らせる事で有名だそうだ。そして、わたしは鹿児島にルーツがあるので鹿児島弁が解るのである。本作の鹿児島弁は、ほぼ完璧だと思う。特に敬語がきっちりとされているのは驚き。鹿児島弁の敬語は特に難しいのだ。示現流という流派は、攻撃一辺倒で無骨かつ野蛮というイメージだが、元々は鹿児島の剣ではなくお上品な京都の剣だというところからスタートしているのはお流石。これは作者が卓越した剣士であることからの、厳しいこだわりの1つなのだろう。

ショートショートBAR(田村雅智)、210624読了★ 月の音色リスナーにはお馴染みのショートショート作家である田丸雅智。購入するのは初めてだ。つまり、これまでは月の音色の朗読でしか知らなかった。文庫版の解説は、声優・大原さやか様。うーん、面白いかな、これ(火の玉ストレート)。真ん中辺りまで読み進めたが、全てオチが予測できたのだが。ショートショートの醍醐味である「ああ、そういう事だったのか!?」が無い・・・。月の音色で朗読すると面白くなるのは認めるが、それは大原さやか様の演技のおかげと思え。

東京ホロウアウト(福田和代)、210719読了★★★ 物流がテロの標的となるサスペンス。これに東京五輪と新型コロナが被さって、2021年7月の社会情勢と見事にシンクロしている。長距離トラックの運転手たちが一致団結して悪に立ち向かうパターンは、その昔の「トラック野郎シリーズ」で既にあるんだよな。さすがに今の若い人たちは知らないだろうしもわたしだってその世代ではないが。東京の物流。ほんの1-2日でも荷物が届かなくなると食料供給が無くなり都市として死ぬ。人口や食料の数値がきちんと示されており、巻末には参考文献リストあり。リアルだ。物流は入るだけではない。出る、すなわちゴミ処理も滞ると1-2日で都市として死ぬ。新製品の開発には世界から称賛の目が向けられるが、新製品は必ずゴミとして処分される。その際にお金を出すことへの理解は無い。

フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか(堀内都喜子)、210723読了★★ 当然といえば当然なのだが、何から何までフィンランドマンセーが続く。ワークライフバランスを始めとしてフィンランドには欠点が無く、皆んなが幸せである夢の国として延々と紹介が続く。働き方に関して、4時に終わる、休みがたくさん、退勤後はアウトドア趣味、勉強、スポーツで幸せ幸せ。だが、これはフィンランド人全員に当てはまるのか? フィンランド人にはエッセンシャルワーカを始めとする融通の効かない職業は存在しないのか?

侠飯7 激ウマ張り込み飯編(福澤徹三)、210809読了★★★ 恒例の柳刃組長世直しグルメ旅。今回は、変則的な始まり方となっている。紹介される料理はサブタイの張り込み飯とはほとんど関係ない。安い食材を中心にウラ技的な工夫で美味くするいつものパターン。それがいい。任侠の様式美も勧善懲悪ストーリも健在。張り込みがシチュエーションだけに、物語の動きが鈍いのは仕方ないか。

インジョーカー 組織犯罪対策課 八神瑛子(深町秋生) 210919読了★★ 八神瑛子ねぇさんの胸のすくような活躍を描くシリーズ最新刊。面白いけどそろそろネタ切れっぽいな。いや、ネタ切れも何も前作で完結したのを無理に引き伸ばしているのが見え見えなんですけど。暴対法によって落ちぶれつつあるヤクザと勢いをましているベトナム人マフィア、中国人マフィアの対比がいかにも現代的。

ツベルクリンムーチョ(森博嗣)、211006読了★★★ いつもの捻くれエッセイシリーズ。時事ネタは基本的に扱わない森博嗣だが、コロナ禍については書かざるを得なかったようだ。そのコロナについての考えや対策は、いつもの鋭さや斜に構えた物が無く一般的な事しか言及できていない。しかも抽象的ではなく、具体的となっている。さしもの森セソセイにも予測がつかないことだらけですか。ステイホームについては、予想通りだった。すなわち、自分は数十年前からインターネットに生活基盤を依存しており、元からステイホームだぞ、という。

潮風キッチン(喜多嶋隆)、211015読了★ 喜多嶋隆の飲食描写は定評があり、ファンも楽しみにしている。今回は久しぶりの料理店を描いたもの。どうやら喜多嶋セソセイはLINEを始めたようで、ヒロインが盛んにLINEでやり取りする様子が、しつこく痛く書かれている。SDGs方面の描写もあって、流行り物は頑張って取り入れたようだ。肝心の料理描写は、期待外れだった。内容的には、いつもの喜多嶋ワールドで永遠なるマンネリ。

ノルウェイの森(村上春樹)、211107読了★★★ これまで手を出した事のないメジャな作家にチャレンジしてみようという試みで読み始めた。世の熱狂的な「ハルキスト」なる者たちがどういった物語を読んでいるかにも興味があったし。後に知ったのだが、最初に読む村上春樹作品としては、最も適さない作品だそうだ。彼の作品群の中では異色であり、代表作とはとても言えないそうな(しかしベストセラー)。どストレートに感想を一言で表すと「少しカッコをつけておしゃれな音楽や酒といったアイテムを散りばめたレディースコミック」だった。話はモロに少女漫画で、そこにセックス描写が加わる。村上春樹ってこんなに性的な事を書くのだね。何なのよこれ。陳腐にしか思えない物語だったが、文章または筆力と呼ばれるものは、凄いものがあると解った。行間がびっしりと詰まった箇所が連続しても、なぜかスルスルと読み進めることができ、かつ内容が頭に入る。最も驚いたのが、レディースコミックもどきを読んだ後に、もう1作だけでも村上春樹を読んでみたいと思った事だ。

われは歌えどもやぶれかぶれ(椎名誠)、211127読了★★ 帯にコロナ禍が云々と書かれていたので、椎名隊長がどう言及するかと興味津々だった。しかし、本書は2018年の週間連載をまとめたもので、コロナ禍には届いておらず。帯に騙された。コロナについての言及は文庫のためのあとがきに記されていた。なんと、椎名誠は新型コロナに感染して入院していたそうだ。その顛末は、これから出る本に詳しく書かれるだろう。本書の内容はいつも通りだ。老化によって長期の取材旅に出られなくなったので、ネタは使い回しが多い。椎名のファンであったら知っている話ばかりだ。大盛りラーメンが食べ切れなくなった、ピロリ菌の除菌をした、足腰が弱ってきたなどの老化ネタが新しい。

同志少女よ、敵を撃て(逢坂冬馬)、211213読了★★★★ 独ソ戦の最中に母を殺され村を焼かれたロシア人少女が、狙撃手(スナイパー)として育てられ、母の仇であるドイツ人狙撃手と母を死体蹴りして村を焼き自分を狙撃手に仕立てあげた美貌の女教官に復讐するというのが帯に書かれたあらすじ。狙撃手が育てられる専門課程の描写が細かく興味深い。いわゆる「修行」のシーンだ。また狙撃手どうしの戦闘描写が、文章を読むだけで鮮やかに目に浮かぶ。面白いアクション全てに共通していることだが、ケレン味とリアリティのバランスが絶妙だ。人が物質に変化していく様(=死)が淡々と描かれていくが、胸躍るものが強く感じられ夢中でページを捲ってしまう。第二次大戦で女性を後方支援ではなく前線の戦闘員としたのはソ連だけということで、占領地での女性への性犯罪、フェミニズム運動、そしてもちろん戦争への虚しさなどのテーマが絡んでくるが、基本的には活劇として楽しんでいいと思う。
各所で大絶賛の本書だが、設定は古今のマンガ・アニメ作品を巧く流用しており、目新しさはない。冒頭の「戦うか、死ぬか」のシーンは「富岡義勇(鬼滅の刃)」。ヒロインであるロシア人少女セラフィマの仇であり狙撃の師匠でもある美貌の女教官は「バラライカ(ブラック・ラグーン)」。身寄りの無い不幸な少女たちを集めて、冷酷な殺人者(狙撃手)として育てるのは「GUNSLINGER GIRL」。狙撃手としての才能を持ち一癖も二癖もある個性的な少女たちが切磋琢磨し合い、戦友となっていくのは「ストライク・ウィッチーズ」。ラストシーンは「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」。本書はアガサ・クリスティ大賞を審査員全員が満点をつけて受賞したが、審査員たちは老人が多いだろう。彼らは、上述したマンガ・アニメ作品を読んだり観たりした事があるのだろうか?

走ることについて語るときに僕の語ること(村上春樹)、211217読了★★★★★ あの有名な小説家である村上春樹氏のエッセイを読んでみた。結論から書くと、最高に面白かった。再読すると思う。村上氏はその墓標に「作家にしてランナー」と刻んで欲しいほどランニングを愛しており、フルマラソンにほぼ毎年出場しているとのこと。ひたすら走り、ひたすら小説を書くというシンプルで修行僧のような生活を送っているようだ。村上春樹といえば、世の熱狂的な「ハルキスト」なる者たちに持ち上げられてチヤホヤされる鼻持ちならないオサレ流行作家だと思っていたら、その実像は正反対だった。ひたすにストイックにランニングを小説仕事のために活用し、プロとして自らを高めている。ランナーとして思うことを語る本作は、ランナーであるわたしと共感することばかりで、その共感がプロの文章力で書かれているのだから、最高に面白いと感じるのは当然かも知れない。また、村上氏はストイックでありながらランニング後のビールを楽しみにしていたり、毎日走るのは本当は嫌だったり、老いに悩んだりと人間臭い魅力も大いに見せる人物だった。この作品で村上春樹のファンになってしまった気がする。ちなみに、氏の月間走行距離は300kmほど。この距離は異常とも言える(フルマラソン完走には月間100kmで十分とされている)。ちなみに、わたしの先月の走行距離は45kmほどだった。

嫌われた監督(鈴木忠平)、211223読了★★★★★ 中日ドラゴンズを何度もリーグ優勝に導き、ついには日本一とした異端の将を描くスポーツノンフィクション。プロ野球を知らなくても読むのには困らないと各所で語られているが、やはり基本的な野球のルールは知らないとつまらないだろうとは思う。とはいえ、本書は野球についての本ではなく、変わり者でクールで憎悪を引き受けても蛙の面に水の落合博満氏ついての本であることは確かだった。プロ野球を知らない方でも顔は知っているだろうし、頭は良いが嫌な奴だという認識が殆どであろう落合。本書は駆け出しのスポーツ新聞記者が落合に密着取材することで、そのニンゲン性をじわりじわりと暴いていく。一言で言うと、落合博満アメリカ人なのだ。契約書を経典とする徹底的なプロフェッショナル仕事人で、感情や義理人情を蛇蝎のごとく嫌って排除していく。そして、きっちりと結果を残してしっかりと金を懐に入れる。これはアメリカ人の仕事スタイルであり、日本人には拒絶反応が強いだろう。日本人には、人と人の間に必ず介在する「好きか嫌いか」での判断が最重要視されているからね。ただし、令和の御代では日本でもアメリカ人の仕事スタイルは、だんだんと浸透しつつはある。落合にほんの少しの愛嬌とトーク力とコミュニケーション力があれば「異端の将」ではなく「名将」となっただろう。あえて、語らず。いつも俯いて歩き、わざとチーム内から孤立する、ひねくれ者の寂しがり屋。そんな落合は記者につぶやく。「いいんだ、俺は嫌われても」と。どんなに世間から嫌われても、最後には球団トップから嫌われても落合氏が潰れない理由はただ1つ。「かあちゃん」の存在だ。かあちゃんとは母親ではなく、妻の落合信子氏だ。そう、あのアクの強いお世辞にも美しいとは言えない落合の奥さん。ひねくれ者の寂しがり屋には、最高のパートナが存在した。

12月30日(年末休暇 day 6)

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  • 友永大尉にお付き合いしてアマゾンプライムビデオで、愚にも付かぬ海外ドラマ。最後の方で熱燗を1合飲んじゃったけど、大丈夫だろうか。

scene at 0700-1200

  • 1007覚醒。体調良好、よしよし。起き抜け提督業務は、緑茶と院生女史にもらった硬質ワッフルをやっつけつつ。
  • プチ大掃除の日だ。プチにて大だ、気にするな。まずは懸案だったリビングの窓拭きに着手。その後、窓拭きは私室、物置部屋と転戦していったことである。
  • はい、次は私室の床掃除。
  • ここで中断し、食料と掃除用具関係の買い物で駅前に出た。

ひるめしのもんだい

    • 食べたのは1430ごろ。

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  • 買い物を終えて、トンボ返りにて帰還。
  • 大物である玄関とガレージに着手。特に玄関のタイルは、サンポールとメラミンスポンジによるプロ仕様の本格的な磨きだ。新築の状態に戻る。
  • 状況終了は1430ごろ。上記の餌を胃に格納し、午睡というかぶっ倒れ。再起動は90分後。
  • 覚醒し、緑茶で一息ついてから次のタスク。日記の執筆だ。今年の振り返りと読書感想文の記事。読書感想文は、書き溜めたものをコピペ編集するだけですが。
  • 書き終えたら、ようやく肩の荷が下りた感覚がやってきた。これからは、いつものように読書と艦これでだらけるか。あるいは、膝の調子さえ良ければ年内最後のランニングに出撃するか。

scene at 2200-2400

  • 艦これは、年内最後のメンテを終えて特設航空母艦・八幡丸が実装されたことである。関連任務を割って、八幡丸と邂逅しておく。

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史実でもゲーム中でも、護衛空母・雲鷹に生まれ変わる。

一隻眼

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関西にはコロッケそばが無いって本当?

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

  • 2点。

2021年を振り返る

  • さて。今年もあと1日。新型コロナ災厄の2年め、2021年をいつものように振り返ってまいりましょう。本年から日記記事とは独立してお送りしてみます。なお、一部は日記本文からのコピペもあるようだが気にするな。深く知りすぎると長生きできんぞ?
  • アニメーション。
    • ベストは脳内満場一致で「ARIA The BENEDIZIONE」。文句のつけようがない。ARIAシリーズ最終章。アニメ版開始の2005年から今日まで。16年間に渡った本作品もこれでひとまずです。ちょいと泣きすぎたかな。それぐらい素晴らしい。個人的には前作よりも好き。晃さんの漢らしさは何処まで高まるのか? 「付き合うぜ?」のハスキーヴォイスで昇天しかけましたよ。皆純ねぇ!! 晃さんの身体能力が存分に描写されているのが興味深かったな。ゴンドラ操船そのものは、晃さんがトップなんじゃないかな。身体能力は、努力によって高められる率が多いと思うよ。歌声や"あらあらうふふ"が炸裂するカリスマ性は持って生まれたモノの比率が高いと思う。努力で埋められない事もあるだろう。藍華にあれだけのプレッシャがかかっていたとはな。潰されなかったのが天賦の才なんじゃなかろうかね。それにしても藍華のかーちゃんは美人だけど怖いぞw
    • 次点でARIA The CREPUSCOLO。こちらも2021年3月でした。広橋涼だった。ひたすらに広橋涼ワンマンショーだった。あの透明感のある声はやはり彼女にしかできない。アテナさん役の佐藤利奈さんは完璧だった。泣くものかと意地でも我慢していたのが、かえって拙かったか。アテナさん&アリスのツープラトン・ヴォーカルで涙腺が完全崩壊。涙目どころか完全にぐしぐし泣いていた。なお、周りの観客も全員が泣いており啜り泣きがはっきりと聞こえてくる。
    • テレビ放映作品は、異世界転生物だらけで、ほとんど観る作品がなくなってしまいました。また、ついにというか録画しておいたアニメーション作品を深夜に観ることが辛くなってきた。その一方で、お気に入りのARIAやらストライクウィッチーズは、BDで何度も何度も見返しているのでアニメに飽きたということではないようだ・・・。さて、来年はどうなりますやら。
    • 朗読ラジオ「月の音色」は健在。ご自宅のスタジオによる宅録は現在進行中ですw また、来年の月の音色イベントが開催決定。わたしbajaも参戦します。
  • 出来事。
    • ファッキン・クソ新型コロナウイルス the 2ndとそれに伴う魔力付与3回。特に3回目の魔力付与は強烈な副反応が顕現して笑った。
    • 4月に強烈なメンタルダウンが発生。ずいぶんと久しぶりだが、過去最悪の不安とフラッシュバックに襲われる。今回も正式な受診はせず、薬も飲まずに済みましたが、これはわたしが特殊な仕事場にいるからこそ可能だった事。本来であれば、投薬・通院でしょう。7月ぐらいが最悪だったかな。今は、ほぼ寛解。まだ時々ですが落ちますけどw
    • 5月にはようやくというか今更というかで、Apple Watchを戦力化。これが思った以上に実生活に食い込んで大活躍している。支払いの殆どは腕時計で!!
    • 8月には、高校時代の恩師と約30年ぶりの再会を果たす。当時、少年だっと男と青年だった男は、中高年と老人になっていた。来年からは、恩師と同じ大学で教鞭を執る予定。人生、まだまだ何が起こるか分からんものよのぅ。
  • 仕事。
    • 3年ぶりのフルアルバムが完成し、まぁそれなりの学術雑誌に掲載された。が、しかし上述のメンタルダウンの懸案でもあるのでちっとも嬉しくない。自業自得だ。
    • 米国を中心とする国際学会はオンライン開催となった。国内学会も中止が相次いで、発表なし。なんと、2年連続で学会発表なし。もうこれは引退状態といってもいいのでは?
    • 来シーズンから、世田谷にて定期ライブの開催が決定されたり、院生女史&院生氏1を無事に旅立たせたりと、教育関係はそれなりだった。ついにわたしも研究→教育シフトなのかねぇ。
    • 新プロジェクトは、牛歩だが興味深いデータを得られている。来年はライブに参戦したいが、オンラインだったらいいや。
  • 日常。
    • 昆虫関係。地元でのヒラタクワガタは50mmに邂逅。シーズン後半ではアカガネオサムシを捕らえたりと、充実した年でした。しかし、関東から一歩も出ることはなく。来年こそは、地方への採集旅行にでかけたいな。
    • アウトドア関係。こちらも全てコロナで動けず。テント泊は2年連続で無し!!
    • ランニング、ピラティス(ストレッチ&筋トレ)。今年も、週平均で3-4ペースを維持。ランニングの速度と持久力は、さらに向上した。問題はその能力をドヤれるレース大会が引き続きコロナにより全て中止になったこと。今年も黙々と走りつづけた。
    • 生き方。「執着」と「他人との比較」を極力排除することに努めた。また「半分降りた身」であることも意識し始めた。中々に快適だ。悟り切ることなどできないが、なるべくな。
    • 今年も毎日分の日記を更新できました。まだ1日残ってますけどね。内容に関しては変わらずというか変わるわけもなく道bajaは18年目を通過しております。