• ヒョウモンチョウの仲間がやたらと多い。というか、それしかいない。1種類だけだが、見慣れないやつが飛んでいる。
  • 捕虫網でスイーピングをしながら歩くが、こりゃだめですな。


カミキリムシや食葉性のコガネムシを狙うが、入るのは葉っぱとカメムシばかり。樹木の花も殆ど終わっており、実をつけ始めている(秋だからね)。

  • オサムシ用のベイトトラップも埋めていく。プラスチックコップを埋めるだけの穴が掘れる場所が殆ど無い。どこもかしこも地面が石で形成されている。
  • 程なくここぞと思われる場所を見つけた。その条件とは「下草が少なく、木漏れ日が漏れる程度の日陰」。では、今回のメインイベントいってみるよ!


ラテックス手袋を装備して慎重に開封する。やはり「しゅっー」という音ともに液状の霧が出てきた。手袋をしないと大ダメージを受けるスメィルがご自慢の臭豆腐でございます!

  • この臭豆腐を動物の糞に見立てて、オオセンチコガネを始めとする糞虫を集める採集法なのだった。正式名称はないが、ネットでは3件ほど記事が見つかっている。それらの記事によると臭豆腐の効果は凄まじく、最終的には50頭や100頭という単位でオオセンチコガネが採れるとのこと。
  • この臭豆腐。確かに臭い。しかしウンコ臭というより腐肉臭だと思う。もちろん、これを食べる気にはならない。
  • 30分ほど臭豆腐のぶちまけポイントで粘ったが、飛来するのはハエばかり。確かに凄い勢いでハエは飛んでくる。オオセンチコガネも生息していれば、15分以内で飛んでくる。実際に滋賀県の山中で、本物の糞トラップを行った時はすぐに飛んできた。
  • 外したな、というのが直感的に解ってしまった。ここにはオオセンチコガネはいない。ポイントを外したのだ。
  • トラップをそのままにして、上り再開。90分ほどオサムシ用のベイトトラップを埋めながら歩くと林道は終点になった。此処から先は獣道になる。これまでだ。終点の広場で臭豆腐第二弾をぶちまける。やはり、来るのはハエだけだ。
  • 時刻は1600。日没を考えるとここまでだ。引き返す。
  • 臭豆腐トラップ1のところまで戻ってきた。すると、ヨツボシモンシデムシが臭豆腐に集まっている。シデムシ=死出虫。つまり、死体を食べる掃除屋さんである。やはりウンコというより腐肉だ。
  • ローカル線で宿のあるターミナル駅まで撤退。1時間ほどだ。途中で地元の高校生の軍団に占拠されて、車内は青春のコミケ臭に満たされた。勉強する子も多くて、知的レベルは高いようだ。
    • 地方のローカル線を占拠する高校生は、サル化している事が多いという偏見を持っている。
  • 1時間かけて戻った。体力的にはまだ何とか余裕がある。ビジホにチェックイン、シャワー後に街に出る。街といってもお察し下さいだが。
  • 駅前のチェーン店ではない焼き鳥屋を狙っていたが、客ゼロであり入りづらい。ビジホのすぐ近くの居酒屋に飛び込んだ。


山歩きからのハートランドは染み入るな。

  • おすすめ料理をチェックすると、どれもこれも安い。180円から380円だ。ドリンクを見るとハイボールが100円(!)である。どうなってるのだ、ここ。客もひっきりなしに入ってきており「当たり」のようだ。
  • おすすめ料理の中で、お好み焼き風冷や奴というのが目について反射的に頼んでしまったwwwww


豆腐にお好み焼きソース、青海苔かつお節、マヨネがかけてある。ええぇぇ??という先入観をぶち壊して食べてみる。激ウマwwwwww

  • いやはやなんとも、よく考えたものだな。豆腐の味が殺されることなくちゃんと主張してくるのには驚いた。お好み焼きの生地と違ってサッパリした豆腐なので、ソースとマヨネがしつこくならない。すいすいと完食してしまった。
    • ただしだ。このお好み焼き風冷や奴は、家庭で自作すると途端に不味くなるような気がするね。


メインの揚げ物として上州カミナリ唐揚げ。チリソースが衣に含有されている唐揚げ。大ぶりのやつが4個で280円。これでほぼ満腹になってしまった。


野菜要員として最後にオーダしたトマト。暴力的かつワイルドな乱切りに苦笑いしたが、食べてみると驚いた。よく分からないビネガーと塩とスパイスで美味い(汗。これも180円。