• 池袋リブロの跡地に出現していた三省堂書店がグランドオープンしていたので冷やかす。最近流行りの、本屋+別業種といったスタイルで、シャレオツな雑貨屋が複数、イベントスペースなどが混在するのが特徴。意識高い系ですな。見て歩いて散歩するかのように本を探す、のが楽しいのだろうか?
  • しばしぶらつく。おおまかな本のジャンル別けはされているものの、同じ本が複数のフロアに平積みになっていたり雑貨に紛れ込んでいたりする。コミックの売り場面積は激減している。また、人混みとわたし自身が慣れていないせいもあって、目的の本を探すのには「実用的ではない」印象を受けた。では、何をしに此処に来ればいいのだろう?
    • この後の、月の音色・公開録音イベントで大原さやか様が、この三省堂書店について言及されたのには驚いた。そして、この本屋に何をしに来ればいいのかを、極私的に理解した。予め買う本が決まっている場合は電子書籍Amazon、コミックやノベルスの新刊チェックには地元の本屋、ぶらついて、これは!と思った本を見つける、朗読イベント、意識が高いことを演出する、などには三省堂書店の池袋店。これだ。
  • 西葛西宙域に移動を開始。どこですか、西葛西って。iOSアプリの誘導に従って黙々と移動。
  • 会場の東京声優アニメ専門学校は、西葛西駅からすぐ。薄汚れた小さな雑居ビルを勝手に想像していたのだが、とんでもない間違いだった。これはカネ持ってますわ。立派です。
  • 月の音色・公開録音のスタート。場所は前述の学校のシアタールーム。席は後ろだったがその代わりに映画館と同じふっかふかの立派な椅子だった(前の方は折り畳みイス)。
  • 公開録音ということで、これから放送(配信)される内容を含む(当たり前)。よって、具体的な内容についてTwitterで流したりブログに書く事はマナー違反なのだそうだ。この当たり前に気が付かないで、ほんの少しだけだがトークの内容をツイートしてしまった。すみません、すみません、おお怖い。よって、写真とキャプションのみとします。


「プレゼントです」と手渡された月の音色のチロルチョコ大原さやか様の名前が入っている。


公録スタート前の様子。会場は立派だったが、音質と機材のお粗末さが酷かった。大原さやか様と能登麻美子さん自らが、音質について指摘してオーディエンスを気遣ったり、マイクが壊れたり、地獄の底から響いてくるようなタイトルコールだったりなど。ハプニングもライブの醍醐味として楽しめたから良かったとは思いますがw


大原さやか様と能登麻美子さんという強力なタッグによる朗読に打ちのめされて、最初は買うつもりが無かったのに、帰りしなに物販に突撃して購入したライブCD。

  • 終演。胸の幸せな締め付けというか、ジーンとした感じが1時間以上も続いた。脈拍も上昇してこめかみが「とっくとっく」となっているのが自分で判る。何という気持ちの良さだろう。最前線で活躍し続ける、プロフェッショナルな2人の声優が全力全開で朗読すると、ああなるのだ。凄い、凄い。本当に凄い仕事を魅せつけられた。ここ近年に経験したことのない質の元気が出た。ありがとう。多謝です。
    • 精神的に落ち込む・不安定になるなどの際に惹起される胸の締め付けおよび脈拍上昇と生命現象的には同じ気がする。しかし、体内に流れる何らかの分子が異なるのではないだろうか? あるいは、分子は同じだがレセプタやシグナルが違うのか? いずれにせよ、定量することは難しいだろうなぁ。じーんとしているところに「失礼しまーす」などと言って、ぶっつり採血するわけにはイカンだろw
  • 夢遊病者のようにふらふらと地元に落ち延びていく。