- 4両編成、スイッチ式ドア、4本/1時間というローカル線の最低基準を満たしている路線で都内の奥地へ。乗車時間は1時間だが、トータルで1.5-2時間といったところか。途中で20年前(!!)まで1年ほど通っていた某研究所の最寄り駅を通過。ホームを見回したが、記憶は全く無かった。
- 現着。駅から目的地は近い。駅前コンビニでソルティライチとミネラルウォータを買い込んで歩き始めた。
- いい雰囲気だ。予想よりかなりアップダウンがきつい。そして、夏休みの日曜日なのに全く人がいない。5時間ほどの探索で出会った人間はトレイルランの人x3、カメラを持った老人x1のみ。
ヒトは入ってこないが、くまちんは居るらしい。くま鈴さえ装備していないぞ、今日のヲレはっ、ちりんちりーん!!
- 程よくヒトの手が入っている森だった。まさしく里山。しかし。樹液を出している木は全く見つからなかった。広葉樹が60-70%でコナラが多いのだが。クヌギはゼロだった。どうもおかしい。意図的に切り倒しているのか??
気持ちのいい里山探索が続くが、虫の数は少ない。程よく人の手が入っており、谷戸には木道がある。
- それでもセンチコガネなどをぽつぽつと拾っていく。センチコガネはいわゆる糞虫であって獣のうんこに依存している。まさか、くまちんウンコをメインディッシュとしているのではないだろうな??
- 最終的にはセンチコガネが優先種(?)となっており10頭ほど拾った。その他は歩行中のオサムシを2頭ばかり摘めたのみ。クワガタはコクワガタさえ見つからない。どうなってるの、この広大な里山は? なにか変だ。
- 1600、タイムアップ。ううむ、もう一度来てみたい気もする。虫は採れないが、環境というか雰囲気は抜群に良い。何しろ人がいない。秋になったらコーヒーを点てにくるか、ウイスキーをチビリと飲むかのどちらでも楽しめそうだ。シメはカップラーメン。
そして振り向くと食欲旺盛になったくまちんがコンニチハ!!
- 地元リターン。自転車屋に愛車を引き取りに行く。チューブ、タイヤを交換して4500円。
- 銭湯へ。地元は夏祭りのため観光客でごった返している。地元民スキルの裏道抜けにも限界が出てきて、移動にストレスを感じる。しかしケロリン洗面器にお湯をためて頭から3回ほどざっぱーんすると、すぐにご機嫌に。
- 上がりビールは、いつものスタンディングバーが大混雑&イキった彩の国の喫煙中学生に占拠されているので、老齢弱化おじさんはコソコソ逃げ出すしか無い。落ち着かないもう1軒のバーで一献。