• 蕎麦屋といっても、元は立ち食いそば屋だったと思われる店舗に椅子が据え付けられた蕎麦スタンドのようなもの。したがって価格帯も450円からだ。
    • 老夫婦のみで回しているようで、ちょっとヤバいかなと思ったが、わたしは勝負強かった。美味いのである。しっかりと強い出汁に少し薄めの返し。麺はしっかりと蕎麦粉の香りがする。かき揚げは玉ねぎがあまーいくて、胡麻油の香りが素晴らしい。これは美味い。大当たりだ。これで450円か。
    • 10席ほどの店内は、老若男女がひっきりなしに入ってくる。ほとんどが常連のようだ。みんな手慣れた様子で週刊誌を読みながら蕎麦を手繰っている。
    • 店内を見回すと、焼海苔(50円)、板わさ(100円)、だし巻き(120円)などという魅力的なアテが短冊に書かれているではないか。もちろん熱燗も純米酒でおいてある。客足が途絶えた14時ごろに入店して、焼海苔と板わさで熱燗を1本やっつけてからかき揚げそばをオーダーする自分を想像するとうっとりだ。ただし、問題は週に3日しか開店しない条件。思い切って、次はいつ開店するのかと聞くと、来週の木曜日だそうだw こりゃダメだw


この味を知ってしまうと、もう富士そばは食えない・・・。