2月24日(エア出勤)

scene at 2400-0700

  • 流行病に罹患してからちょうど14日が経過しようとしている。朝の起き抜けに咳き込んだり、痰がからんだりする症状は未だにある。これを後遺症と呼ぶのだろうか。わたし個人的には咳喘息の持病持ちなので、(吸入薬で治療しなければ)数ヶ月に渡って咳が続くことを経験している。そのため、今回程度の咳では何とも思わない。
  • 倦怠感などの症状はなく、既に12km走を3回こなしているのは日記に書いてあるとおりだ。日常生活だけではなくスポーツにも影響はない。

scene at 0700-1200

  • 0806覚醒。起き抜け提督業務は、緑茶をやっつけつつ。本日は、飛び石連休の穴埋めでお休みだ。これは、流行病に罹患する前に申請しておいたもの。しかし6連休のあとに4連休している事実に変わりはない。さしものわたしも自己嫌悪感が少しある。「こんなんでいいのか、ヲレは??」
  • ちうわけで、エア出勤スタートだ。積本からとっておきの文庫本を装備する。然る後に、何食わぬ顔で玄関を出て、いつものホームセンタに移動した。
  • 開店直後のホームセンタを御老人たちと哨戒する。大切な仕事ですよ、これわ。それにしても仲睦まじく園芸用品やらDIY関連を見て歩く老夫妻の多いこと。こういった必ずしも生活に必要ではなく、生活を少し豊かにする商品を老後にゆったりと見て回れるのは立派な幸福者というか成功者ということになる。わたしはどうなるだろう・・・。
  • 併設の巨大スーパに隣接するフードコートでヤノマミ(国分拓)を読み始めた。予想以上に面白い。正午ちょうどまで滞在した後に、nurikabe-calc's diaryさんの本拠地である与野宙域まで移動した。

ひるめしのもんだい

  • 九条ネギラーメン、サービスライス@麺家 紫極(与野)。
    • 山頭火系のふくのやを攻略予定だったのだが、閉店していたため急遽上記の家系に切り替えた。
    • 工場スープではない個人経営の家系を久しぶりに食べることになった。15年ぐらい前なら、感動していたと思う。今となっては驚きはなく、普通に美味しいと感じるぐらいだ。


九条ネギどっさりは、濃い豚骨醤油を中和して美味しいのだが、器全体の温度をぐっと下げてしまう。


紫極という屋号がカッコいいね。制服や布巾などが紫で統一されておりました。

scene at 1200-2200

  • 上記の年齢にそぐわない昼食を納めた後に、徒歩にて大宮宙域まで戻る。
  • 地元リターン。私鉄に乗り換えて、終点まで昼寝して戻ってくるというお得意のパターンに持ち込んだ。小雨が降り出している。
  • 地元リターン2。ドトールに入店して、ヤノマミ(国分拓)。

アマゾンで原初の暮らしを営む先住民「ヤノマミ」と150日間寝食を共にした驚愕の記録で大宅ノンフィクション賞受賞作。 ヤノマミ族の言語が解るのは世界に2-3人ぐらいしかいないそうで、お約束の単語を1つ1つ理解するところからスタートする。警戒感をむき出しにするヤノマミの人たちと生活していく緊張感がすごい。ヒリヒリするというやつだ。何しろ法律なんてものは概念さえないのだ。部族同士の殺し合いも普通にある世界だ。いつ何時殺されるか分からない。仲良くなったと思った瞬間に、身に覚えのないタブーを犯してしまい一触触発になる。「ナプ」という侮蔑語が印象深い。ナプの一言で、信頼と友人関係が一斉に崩れ、部族全体が著者たちを一瞬で敵とみなしてくる。
死生観や性の概念も詳しくレポートされている。性の概念(セックス)は、ヤノマミ族の人たちも文明人も変わりない。不倫や嫉妬などなど。同じ人間なのだ。しかし行為そのものは、噛まれたら2時間で死ぬ毒蛇が生息するところであえて「する」のだという。死と隣合わせの快感は如何なるものか。著者に生物の知識が全く無く、アマゾンの豊かな生命の描写が単に「蝶」やら「虫」となっているのが個人的にはとても残念だ。

scene at 2200-2400

  • 帰還。バシイタ鉄人レース(仮名)のゼッケンその他が届いていた。

本日のお買い物

文庫落ちを待って、さらにその文庫を中古で仕入れたが、ハードカバー新刊で買うべきだった。本書はルポルタージュであってドキュメンタリではない。そのためか、考察というより淡々と事実を書いており、とても読みやすい文章だ。

一隻眼


ふっかちゃんレース(仮名)のゼッケンその他は、2週間ほど前に到着しております。
     

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

  • 2点。