scene at 2400-0700
- 風は轟々と吹き続ける。翌朝のニュースで木枯らし1号と知ったことである。
scene at 0700-1200
- アメリカ大統領選の開票が始まったようだ。さぁさぁ、どっちもどっちだ。
- 出勤。遺伝子改変動物の手続き。ついに有償分与覚書を交わす仲になりました(誰とだ?)。ここまで5ヶ月かかっている。いくらウンコたれ新コロナの妨害があるとはいえ、いくらなんでもスローモーにも程がある。
- そして、ヲレは未だに信用していない。目の前にブツが来るまでは、何もかもだ。いいか、何もかもだ!!
scene at 1200-2200
- 昼休みは公園を散歩。アメリカ大統領選は、トランプがフロリダとテキサスで優勢となっている。前回は、学会に参加していて某安田講堂前で情勢を見ていた記憶が新しい。
- 商業誌の原稿料が振り込まれたとアプリより入電。埼玉りそな銀行のアプリはUI、反応性、使いやすさなどが優秀。原稿料は雀の涙だが、わたしにとっては貴重だ。ちまちまと用途ごとに振り分けておく。その昔、120MB(メガ であるぞ、ギガではない)のハードディスクにパーティションを切って使用していた事があったが、その状況と類似している。懐かしいなぁ。
- 話はどんどこズレていくが、件の120MBハードディスクには思い出と思い入れがある。大学に入学して4月からアルバイトを始めて、夏休み前に15万円ほどの貯金ができた。その15万円の使いみちに大いなる分岐点が出現したのだった。分水嶺といった方がいいかな。すなわち。当時、所属していたサークルの夏合宿に参加するか、もしくは120MBハードディスクを購入するか、である。
- サークル(野生動物関係)の合宿は北海道だったな。迷いに迷った末に、ハードディスクを選択したわけだが、その旨を同級生のリーダーに伝えると彼は本気で心配してくれたものだ。「おい、最初を逃すと後がキツイぞ? みんな焦っているんだぞ?」と。
- 逃がす? 焦る? 何の事か、わたしには全く理解できなかった。同級生のリーダーはハードディスクを全く理解できていない(当時はパソコンはごくごく一部のマニアの物だった)。ある意味、素敵なコメディになっていた。
- 夏合宿が終わって、夏休みも終わって後期の授業が始まった。わたし以外の同級生(1年生)全員がカノジョまたはカレシ持ちになっていた。この後に及んでも、未だに事態についていけていないわたしはハードディスクの制御に夢中になりながら「大学だと、普通にそういう事するもんだなー」と気にも止めていなかったものだ。
- 新入生の初めての夏合宿に参加しなかった事や既にパソコンを使っていたことを、サークルのOB会に参加する度に未だにイジられる。随分と仲の良かった女子の同級生から「夏合宿で狙っていたんだよねー、わたし」と言われたのは5年ほど前だっただろうか。わたしも彼女も立派過ぎるおっちゃんとおばちゃんになってからでは、遅すぎるのである、その類の話は。
scene at 2200-2400
- トランプは、フロリダとオハイオを制している。ほぼ決まりだろう。