scene at 2400-0700
- 0530覚醒。W兄貴の葬儀の日。礼服を蒸着するが、黒ネクタイは外していく。いつものシャツとジーンズもパッケージングして持参する。
- 地元最寄り駅からネット予約していた特急電車に乗務。やれやれひと眠りするかとリクライニングを倒したら10分前なのに電車が走り出したではないか。ネット予約のシステムがおかしいのか? それとも時刻表が変わってネット予約がまだ更新されていないのか? あくまで自分自身に責任は無いと考えるヲレだった。何が起きたかというと、10分早い電車に間違って乗ったのだよ。
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- いやさ、言い訳させてくれよ。特急電車は、1時間に1-2本なんだよ。どんなに間隔が詰まっても30分おきだったんだよ、時刻表改正前は。
- 車掌さんに釈明すると特急料金はこのままでいいが、席は無いと言われた。まぁそうなるな。新宿宙域まで立って過ごす。指定席券とは?
scene at 0700-1200
- 箱根そば本陣にて山かけ蕎麦を手繰る。激しく不味い店だと言うことをすっかり失念していた。
- 斎場へ。見覚えのあるOBが数人。知っている教員は3名で、それぞれに挨拶する。
- 式の前にW兄貴の御尊顔を仰ぐ。どう見ても寝ているだけだ。目をばちっと開けて「おい、飲みに行くぞ!!」と言わないので、どうやら亡くなっている事が判る。
- やがて長いお別れがやってきた。ここに至ってもまだ実感が無い。でも。お別れだ。
- ここで親族以外は解散となった。撤退開始。北野駅の多目的トイレで喪服をパージして袋に収納し、普段着にチェンジする。
- 八王子宙域に戻ってきた。目をつけていたラーメン屋は一瞬で戦意喪失するほどの長蛇の列だった。喉の渇きと放心状態が相まってしまい、駅ビルのサイゼにふらふらと吸い込まれる。
ひるめしのもんだい
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- 食べたのは1400ごろ。ぼっち弔い酒だな。
scene at 1200-2200
- JR八王子駅から地元最寄り駅まで戻る。昼酒の力で90分ほど意識を失ったら地元だった。時刻は1600を回っている。
- 実家宙域へ。礼服を戻して、再び管理してもらう。15分ほど滞在し、両親にW兄貴の葬儀について報告する。
- 帰還。へたばらないうちに、日記をだだっと書く。
scene at 2200-2400
- W兄貴は旅立ってしまった。もう頼れる我らが兄貴はいないのだ。そろそろ、わたし自身が。兄貴にならなくてはいけないのかも知れない。
一隻眼
美味しい羊でしたが、これで400円はどうでしょ? 280円だったら2つ頼んじゃうよ?
きっと何者にもなれないお前たちに告げる
- 2点。