scene at 2400-0700
- 0530、アラームにより覚醒。む・・・。どこも痛くない。7時間の充実した睡眠。よしっ、整った。これでもう半分以上は勝ったようなものだ。
- 起き抜けでも空腹だ。つまり体調がいい。戦闘糧食の喫食を開始した。
甘いものばかりになってしまうのは仕方ない。いつもの餅系の和菓子に加えて、脂ぶんを含むプリンを加えてしまったが影響はなかった。これで800kcalぐらい入る。スタートする頃には、糖が血中を回り始めているはずだ。
- 中高生が部活の試合に出かけるようなスタイルで出立する。スポーツ目的だから、自然にそうなってしまうのだ。そして、空からは無情の大粒の雨。西の空に青空が見えているのが救いだ。
scene at 0700-1200
全員が悪人ランナー。小さい駅だから仕方ないが、ランナーが詰まっていて駅の外に出るまで時間がかかった。
手賀沼までの徒歩15分の道中もこんな感じ。ずーっと先までランナーたちが歩いているのがお分かりだろうか。
- 雨はますます強くなっていった。レインコンディションの事なんかちっとも頭になかったので、普段は持ち歩いてる折り畳み傘さえ装備していない。こりゃだめだ。
会場では、更衣室として体育館を開放してくれており、自分の陣地を構築できた。これができなかったら、雨でかなり拙かったと思う。レジスト(受付)などはなく、準備が整い次第、スタート地点に移動するはずだったが。
ご覧の通りのガチ雨ですよ、ええ。屋台なんかは売上が台無しになったんじゃないでしょうか。そして、とにかく寒い。さらに、足元が滑る・・・。
スターティンググリッドについたところ。約5000人の大規模なレースで、大きな祭りでもある。雨さえ降らなかったらねぇ。
1000の定刻に号砲。司会の声が良く響いて、進行も良かった。ゲストランナーのインタビューまであったぞ。
- 前述の通りに約5000人の大規模レースだ。最初はランナーが詰まっていて、走れずに早足で歩く。ジョグになったのは1kmを通過した辺りだった。
- 5km地点。目の前のランナーがカッパ代わりに着ていたゴミ袋を巻き込んでド派手な転倒!! 巻き込まれて2名がよろける。こえーよ。レインコンディションだよなぁ、滑るよなぁ。わたし自身の調子は良くて、スペースを見つけてはオーバテイクを積極的に仕掛けていく。
- 10km地点。商店街というか街道沿いを抜けて、手賀沼の周回コースに入った。大きな沼なので、鳥たちの数が多い。それも大型の猛禽類を数回見た。レースレビューでは、沼の周回なので退屈だったという声が必ずあるのだが、生き物好きのわたしにとってはワクワクがとまらんよ。走る行為以外も愉しむことができるファンランナーならではだ。もっと自然を感じなさいよ。
- 13km地点。名物の2連発の坂に挑む。こりゃあ、確かに急峻だ。難所というやつですね。ここでは力をセーブせずに太ももの力を全開放してぐいぐい攻めた。まだ心肺に余裕あり、だ。
- 15km地点。5'00''/kmで走行するペースランナーの姿を捉えた! 前回の自己ベストを出したふっかちゃんレースでの平均ペースは5'07''/kmだ。つまり、この5'00''/kmで走行するペースランナーより前に出れば自己ベストを更新できる。2連発の坂の影響も考えて、しばらくはペースランナーを追走することにした。雨は上がって、陽が差し始めた。
- 17km地点。よしよし、そろそろ勝負だ。ペースランナーをオーバテイクして、前に出た。まだ心肺に余裕ありだが、脚が重くなってきた。
- 18km地点。先ほどから煽られている。こちらのスリップストリームにぴたりとついたかと思えば、ぐいっと前に出てから、また後ろにつく。わたしよりも高齢の女性ランナーだった。どういう意図だろう。接近戦を仕掛けるお歳でもないだろうに。売られたバトルは買いたいが、もう脚に余裕がなかった。
- 20km地点。ようやく高齢の女性ランナーがわたしを抜いていく。くそっ。根性を使って抜き返しても良かったが、イーブンペースで走り切ることにする。この時点で自己ベストを更新できることが判っていたからだ。
- フィニッシュラインを通過。倒れ込むことなどはなく、まだ少しだけ余裕があった。
ひるめしのもんだい
食べたのはレース終了後の1300ごろ。チャーハン餃子では全然足らずにイワシフライを追加して、ビールとレモンサワーで流し込んだ。どーだ、若い胃腸だぁと自慢したくなるが、中高年のおっさんはやっちゃいけないのだ。水分と塩分をじわりと補給しつつ、プロテインドリンクとお粥でタンパクと糖を補給してリカバリに努める・・・ってそんな変態プレイができるかアホンダラー!!!! ビールと脂中華最高だぜ、フーハハハハ。残念だったなぁ、ヲレはファンランナーなんだよ?
scene at 1200-2200
- ゴール後にwebでタイムを確認すると3分の自己ベスト更新だった。やりました。
無償ドリンクは、なぜかヤクルトが配られる。他の食べ物などの配布はなく、ちょっと残念だ。
- 雨で会場内は泥濘んでいるし、ビールの屋台もないので着替えたら撤収を開始した。
- 帰りは武蔵野線を盛大に乗り過ごしてしまい、別ルートで回って帰る羽目に。300円ほどのロスだ。
- 帰還してぶっ倒れる。再起動は90分後だった。
scene at 2200-2400
- 閉店間際の巨大スーパにチャリを走らせて、半額の焼き鳥を捕獲した。帰還して、弁当のおかずとする。
善因善果 悪因悪果
- 大会名: 第29回 手賀沼エコマラソン@千葉県柏市・我孫子市
- 開催日: 2023年10月29日 日曜日
- レース形式: ハーフマラソン 21.0975km
- 天候条件: 雨のち晴れ、気温15℃、湿度71%
- グロスタイム: 1時間45分45秒 (自己ベスト更新)
- ネットタイム: 1時間43分56秒 (自己ベスト更新)
- 平均ペース: 4'56''/km (自己ベスト更新)
- 最速ラップ: 4'37''/km@6km地点 (自己ベスト更新)
- 平均心拍数: 176 beat/min
- 平均ケイデンス: 180spm
- 平均仕事率 167w
- 上昇した高度: 45m
- アクティヴカロリー: 922kcal
一隻眼
千葉方面でのレースは初めてだった。地元密着という感じで、千葉勢が多し。いくつものランニングクラブが走りに来ていたな。来月は、わたしの地元の彩の国でも同じような地元密着レースが開催される。千葉勢も遠征してくるだろうね。歓迎します。
きっと何者にもなれないお前たちに告げる
- 102点。今のところは出場するたびに、毎回自己ベストを更新していますが、いつか足踏みをする時が来るだろう。その時に、モチベーションはどうなるだろうね。