scene at 2400-0700
- 0600覚醒。すぐに外の天候を伺うが、窓を見る前に雨がにぎやかに屋根を叩いている。まぁ、そうなるなwwwwww
- このまま出立すると、スタート3時間前には到着してしまう。時間調整のため、いつもよりのんびりと準備を整えた。具体的に言うと、朝食まで1時間をあえて空けた。このぐらいだと、とてもココロに余裕ができて素晴らしいね。普段の平日でもこれができる人間になりたいものだ(無理)。カフェインは摂れないので、渋く白湯なんぞを啜りながら、ネットニュースを流し見する。
scene at 0700-1200
- 雨脚は、ますます強まっておりレースは中止になっちゃうかもなーと公式Twitterをチェックすると「うはははは、ベイベー!! 大雨サイコー!! がっつりばっつり開催するからな。敵前逃亡は死刑だかんね、そこんところをよーく考えるよーに(意訳)」とTweetされていた。はぅあーーー
戦闘糧食の喫食を開始。バター餅はこれだけで528kcal入る優れモノ!
- 地元最寄り駅までは自転車で行く雨脚ではないので、徒歩行軍となった。もぉ、ここはメロイック・サインをおっ立てまくって逝くしかねーな。頼むぜ、美しきWolvesたちよ。
- 地元から50分ほどで、赤羽駅まで到達。この天候なら相当数のランナーが棄権するんじゃないだろうか・・・とか思ってたら続々とランナーたちが集結しているじゃないか。こいつら、本当に馬鹿だ(汗。いや、いつものように褒めてないぞ、この馬鹿は。呆れてるよ。
- 会場の新荒川大橋野球場までは徒歩15分とのこと。地図なんか見なくてもランナーたちが歩いていくので、ついていけば大丈夫だった。
馬鹿たちが集まってるぞー!楽しくなってきたー!厳寒期に、大雨の河川敷まで金を払って走りに来てるんだぞー!あたおか!あたおか!
- 会場着。大会規模が小さいので、更衣テントと荷物預かり所は1箇所づつのみ。スタッフも地元の中高生を含むボランティアが多く編成されている。早速に、考え抜いた服装の着替えに入ったが、更衣テントは控えめに言って地獄だった。野郎どもの、むせ返る汗と泥水にまみれた床、人口密度は野郎ごんずい玉。お好きな方にはたまらんだろうけど。冗談じゃなく夢に出そうだ。
- ほうほうの体で脱出。レース装備にポンチョを羽織っただけなので、寒い寒い。スタートまであと75分ほどもある。会場を見て歩くが、すぐに1周してしまった。そこで、普段とは異なる行動に出た。マラソンレースには、高確率で理学療法士や整形外科によるストレッチやマッサージのサービスがある。ランナーは無料で診てもらえて、彼らは貴重な臨床経験とデータを得るわけだ。今回は理学療法士さんたちが大勢で詰めていたので、違和感を感じる右膝付近を診ていただく。
マッサージからのテーピングを処置してくれた。関節の動きを見て、フォームのチェックもしてくれる。どうやら、内側に少しだが右膝を曲げる癖があるようだ。アドバイスどおりに外を意識して曲げると違和感(こきこき)は出ない!! そしてテーピングの心強さといったらない。防御力が☆6に強化されたぞ!!
- さらに会場をふらふらしているとゴツい一眼レフを装備した女性に声をかけられた。ベースボール・マガジン社定期購読係 / ランニングマガジン・クリールの記者だと名乗った。インタビューの申し込みである。何しろ暇なのでハイハイと安請け合いした。わたしは職業柄、雑誌記者からのインタビューは何回か受けたことがあるのだが、いつも彼らのトークの巧さに舌を巻く。あれよあれよというまにココロを開かれて余計なことを喋ってしまったような気がするな。ともあれ、2月に発売される号にワイのアホ面が晒されるかもしれん。
- ようやくスタートだ。タイム申告ごとに3つのグループが時間差でスタートする。グループごとにスターターピストルを撃つんだな。初めて生で見ました>ピストルの発砲。
スターティンググリッドについたぞ!ご覧の通りにポンチョと雨合羽の集団だ。
- 1kmから5km地点。参加人数が少ないのと15分おきのローリングスタートで渋滞は無かった。後方から「ナイスラーン!!」と可愛い女性の声が聞こえてきた。ゲストランナーの吉田香織さんだった。彼女は11月の地元レースでもゲストランナーとして走っている。この日は最終からスタートして、市民ランナーたちを追い越していく形にしたようだ。吉田香織さんのハーフのベストは1時間10分ほど(ワイは1時間40分)、フルは2時間28分ほど(ワイは3時間57分)。プロランナーだから当たり前だが、別次元の走りだ。車やバイクでいえば排気量も足回りも、こちらとは性能が段違いで異なる。こんなチャンスは滅多にないとばかりに追走したが、こちらがトップスピードでもあっという間に見えなくなってしまったwwww 速い(汗
- 5km地点。身体が温まってきて、額から汗が滲んできた。予定通りに給水所でポンチョをパージした。
- 10km地点。それほど強くはないが、風はアゲインストだ。雨もまだ降っている。路面の濡れによる転倒に気をつけて、ペースを作っていく。
ひるめしのもんだい
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- 食べたのはレース後の1400ごろ。inakaさんがドラゴンチキンを食べたのを読んでいたので、メニューまで決め打ちしたぼっち打ち上げだった。
ドラゴンチキン。確かにこれで350円はボッタだよ。味もリピートしたいとは思わないな。
scene at 1200-2200
- 11km地点。平坦な高速コースと聞いていたのに、やはり結構な坂が2つあるじゃないか、嘘つきー。雨が弱まってきた。
- 15km地点。今回のレースはレインコンディションだし、右膝の不安がある。記録よりも勝負にこだわりたい。マラソンの勝負とは、その殆どが自分との勝負である。わたしは、禅の修行中なので他人との比較は禁じられているしね。今日の勝利条件は「痛み無しで完走する」だ。
- 18km地点。脚もスタミナもまだ大丈夫。懸案の右膝も問題なし。テーピングが効いているのだろうか。
フィニッシュラインを通過。右膝は問題なし。タイムを確認すると自己ベストよりも1分41秒遅れだった。右膝と練習不足を鑑みると、上出来だ。お疲れ様>ヲレ様。
- 再び地獄のような更衣テントでお着替え。手はかじかんでいるし、ウェアはずぶ濡れだしで、着替えるのも困難だった。前述したとおりに床が泥水だし、野郎同士が超近接している。着替えは作戦通りだった。とりわけ、レース用のシューズ以外に乾いたスニーカとソックスを持ってきたのは大成功だった。快適度が違いすぎる。
何しろ地獄の更衣テントは一つしかない。こんな感じで地獄への待機列が形成されていた。何とかして下さい>運営。
- 離脱。赤羽東口店の日高屋に滑り込んでぼっち打ち上げを開催した。
- 帰還は1540ごろ。思いっきり晴れてきたよ。着替えて速やかに午睡。再起動は90分後だった。
scene at 2200-2400
- 友永大尉のお使い任務で、閉店間際のドラッグストアを巡る。
善因善果 悪因悪果
- 大会名: 第15回 東京・赤羽ハーフマラソン@東京都北区・赤羽
- 開催日: 2024年1月21日 日曜日
- レース形式: ハーフマラソン 21.0975km
- 天候条件: 雨、気温7℃、湿度92%
- グロスタイム: 1時間41分31秒
- ネットタイム: 1時間41分24秒
- 平均ペース: 4'48''/km
- 最速ラップ: 4'38''/km@6km地点
- 平均心拍数: 179 beat/min
- 平均ケイデンス: 181 spm
- 平均仕事率 171w
- 上昇した高度: 38m
- シューズ マジックスピード3
一隻眼
赤羽駅に降りたのは20年ぶりぐらいかな?
きっと何者にもなれないお前たちに告げる
- 102点。悪天候を制して、楽しめました。100点を計上しておこう。