scene at 2400-0700
- 昨日の日記に「今日は大事は起こらなかったか。三ヶ日が終了しました」と書いたのが、盛大なフラグになっていたのは間違いない。夜半過ぎに、友永大尉が新年初の発作を起こした。規模は大。地震と飛行機事故の報道映像が大尉の病める精神をコンボで直撃したのだろう。
- 制御を失いバランスが崩れて、自制心というリミッタが解除された人格は、まさに悪魔だ。これまでの経験を出し切って対処していたつもりだが、悪魔祓い師としては、まだまだ未熟だった。一瞬の油断が、表情に出ていたようだ。悪魔は、そこをしつこくしつこく突いてくる。同じことを何度も何度も確認して、ほんの少しの差異にくらいつく。ベテラン刑事の取り調べかよ。
scene at 0700-1200
- 1147覚醒。午前中がまるっと消えた。まぁそうなるな。予定していたマラソン練習の20km走を実施できる体調ではない。天候は回復して、関東冬晴れの北風が強し。
- 気分を切り替えないといかん。わたしは、悪魔祓い師であると同時に人生を楽しまなくてはならん。些末な事には心を割かねぇのが人生を渡る秘訣だとレヴィ姐さんも言ってたしな。
- お節続きで、塩分と脂分が不足気味だ。いつも休暇の度に食べに行くインディペンデント系ラーメン屋にて、禅が禁じる五葷(忍辱(にんにく)、野蒜(のびる)、韮(にら)、葱(ねぎ)、辣韮(らっきょう)が一度に味わえる香り臭き一杯でお祓いをすることにした。隣町まで数駅を移動する。
ひるめしのもんだい
- ラーメン全部入り@インディペンデント系ラーメン屋。
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- 完全な個人経営のため1月4日は、高い確率で年始休業だと思っていたが営業していた。待機列は前5人だったので、迷わず並びを開始した。
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- 常連客とネット情報で訪れる一見さんが、ちょうどいいバランスだ。常連客は、必ず老齢のご主人に明けましておめでとうの声掛けする。わたしも銭湯に通っていた頃は、そうだったなと懐かしく思い返す。
新年外食初めは、ニラとニンニクで、いきなり厄除け。口からケツまでありとあらゆる穴から毒ガスブレスが噴き出るようになる全部入りラーメンで、凶事を吹き飛ばすわよ!
scene at 1200-2200
- 1500ごろに帰還。年賀状の返信を書く。こちらから出すことはしなくなりました。仕事関係は22通で、教員には宛名を書くだけだ。学生と元教え子には、ふざけた一言を添える。
- 日没後。冷え切った身体を温めるべく、温泉施設へ向かう。
- 温泉は込んでいるし、1/8まで休日料金となっていた。しっかりしてやがるなぁ。空いている露天風呂を中心にじっくりと温まった。身体の芯から温まる温泉効果は、12時間ほど持続するようだ。
- 帰りしなには、閉店間際のデパ地下鮮魚コーナで友永大尉のお使い任務を遂行する。市場が動き出して、鮮魚が入荷していた。
scene at 2200-2400
- 仮眠へ。今度こそ整えて、長距離を走りに行きたい。明日は穏やかで、今日のような強風は止む予報だ。
一隻眼
温泉初めでございます。この冬もフロアガリに屋外で冷た〜いビールを飲む修行を続けます。
きっと何者にもなれないお前たちに告げる
- 2点。