8月20日(夏ヴァカンス中段作戦 day2)

scene at 2400-0700

  • 酒量を減らしている。脱水の防止だ。まぁ、飲まなければいいという話ではある。大兄たちにおかれましては、そこは突っ込まないで頂きたい。

scene at 0700-1200

  • 0703覚醒。夏ヴァカンス中段作戦 day2。本日はエア出勤です。いろいろあるんだよ、いろいろ。その辺りは想像力を逞しくするのが、弊日記の楽しみ方だ。よく使われる隠語にしても同様。
  • 何食わぬ顔で、玄関を出た。そして、駅には向かわずにいつものホームセンタへ。ちなみに、お向かいの老婦人監視網がアクティヴなので、駅に向かう方向にチャリを走らせて、家から離れたら別方向を取るという偽装はいつものこと。
  • ホームセンタの資材館は8時に開店している。だだっ広い店内にいるのは、材料や道具を求める職人さんばかりだ。それに混じっているわたしは、どんな目で見られているのだろう。木と油の匂いが混じる涼しい店内を冷やかす。
  • 40分ほどで満足し、今度は駅前に出る。行きつけの珈琲館に沈没して、八つ墓村の続き。
  • 空腹に耐えきれずに移動。

ひるめしのもんだい

    • 普段は観光客による待機列が形成されてしまい、入る気になれなくなってしまったお店。平日のチャンスは逃せない。それでも、満席で待機列はないという状態だった。
    • 今年の夏は茄子で勝負ということで、反射的に茄子入りをオーダ。

f:id:hola_baja:20200821094050j:plain
オサレなヴィジュアルとは裏腹に、強烈なスパイスが暴力的に襲いかかってくる逸品。

scene at 1200-2200

  • 本日も激烈な暑さですね。またもや珈琲館に舞い戻って、映画鑑賞。
  • 1700、頃合いだ。チャリに乗り換えて温泉施設へ。
  • 明るいうちから露天風呂で寛ぐ。ゆったりと長椅子に寝そべってリラックスしてはいるが、相変わらず彩の国では新型コロナ患者がコンスタントに出ているんだよな。心の奥底では、緊張感が張り詰めている。

scene at 2200-2400

  • 鶏の夏野菜煮込みなどでビール。

八つ墓村の祟りじゃ

  • #2。磯川警部とか、金田一が逗留している農家の娘さんなどの脇を抱えるレギュラーが登場。役者が揃ったというやつだ。
  • 毒殺による連続殺人。このシーンも記憶があるなぁ。咳き込んでいるところに粉薬って余計に悪くならないかなぁと子供心に思ったものだ。

これは恐らく劇場版の方。観ているのはTVシリーズです。

シネマ11

  • 本日の出し物は、ururundoさんご推奨の「パターソン」

パターソン(字幕版)

パターソン(字幕版)

  • 発売日: 2018/03/07
  • メディア: Prime Video
iPhoneにダウンロードして、珈琲館にて鑑賞。

  • あらすじコピペ乙は、以下。ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソン(アダム・ドライバー)。彼の1日は朝、隣に眠る妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)にキスをして始まる。いつものように仕事に向かい、乗務をこなす中で、心に浮かぶ詩を秘密のノートに書きとめていく。帰宅して妻と夕食を取り、愛犬マーヴィンと夜の散歩。バーへ立ち寄り、1杯だけ飲んで帰宅しローラの隣で眠りにつく。そんな一見代わり映えのしない毎日。パターソンの日々を、ユニークな人々との交流と、思いがけない出会いと共に描く、ユーモアと優しさに溢れた7日間の物語。
  • 日常系のアメリカ映画・・・なのかな。月曜日から日曜日までのバス運転手のパターソンの生活が描かれる。それだけ。わたしがあと10年若ければ、酷評していたばかりか、最後まで観ることは無かったと思う。それほどまでに、淡々と映画は進んでいく。
  • 多くの人は、この作品を観ると、何気ない日常が、これすなわち幸福なのだと納得して温かい心に包まれるという。確かに、わたしも所々にそう思った。エキセントリックだが、美しく優しい妻。行きつけの落ち着いたバーには生ビールと友人が待っている。仕事は多少のトラブルはあるものの、定時で始まり定時に終わる安定したインフラ系。こんな日々がずっと続くのだ。最後の日本人との出会いも秀逸だと思う(ここは意見が別れるようだ)。
  • 所々にそう思ったと前述するだけあって、わたしは完全には温かい心に包まれる事はなかった。まず最初に感じたのがBGM。これがとても怖い。不気味で不安を煽る。多少、暗いなんてものじゃない。完全にホラー映画のそれだ。加えて、ニュージャージー州パターソンの街。これも暗い。異常に保守的で中産階級以下の町並みに見える。治安が悪そうで、観光客として歩く気にはなれない。
  • そして、主人公であるパターソンの徹底した無表情。これは、狙って演技しているのでしょう。物静かな男ではなく、不気味で無感情なのだ。そして、ある妄想に近い考察が出てきた。若かりし頃のパターソンの写真が映るのだが、どう見ても海兵隊員である。そして、銃を振りかざしたバーの常連客を取り押さえる際の尋常ならざる身のこなし。素人のソレではない。彼は、パターソンは海兵隊員として戦地に赴いて、そこで何かあったのではないだろうか。それが無表情に繋がっているのでは?
  • もっとも、仮に戦地でつらい経験をして無表情になってしまったとしても。そこには、相も変わらず美しく愛らしい妻と犬との安定したルーティンの生活が保証されているわけだ。やはり、パターソンは幸せなのだろう。

一隻眼

f:id:hola_baja:20200821094110j:plain
お気に入りのつけ麺屋にて。ご覧の通りに厳しめの(当たり前の?)入店規制の張り紙が貼ってあった。店内には「料理が届くまでは、喋らずにマスク着用のまま待て」との張り紙も。9席しかない狭い個人経営のお店だから、感染者が出れば閉店につながるだろう。わたしは、理解して気分を悪くすることは無かったが、理解できないお客さんもいるだろうね。

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

  • 0点。