9月16日(夏ヴァカンス後段作戦 day 1)

scene at 2400-0700

    • 舞台は礼文島ユースホステル。大声の挨拶、集団での歌と踊り、ミーティングと称する説法会、禁酒禁煙。これら全てを宿側が客に強制する。ほぼカルト宗教だ。ハマる人はハマって人生の活路を見出す。合わない人は激しい拒絶反応を示す。もちろん、わたしは後者だ。
    • この手の宿は、北海道では珍しくない。実は、わたしも北海道をオフロードバイクで放浪していた際に経験している。いわゆるライダーズハウスと呼ばれるもので、大音声での自己紹介までは耐えたが、その後の歌と踊りの強制で物理的に逃げ出した。
    • 泊まるきっかけは「逆ナンパ」だった。冷静になるとすぐに逆ナンではなく、獲物を物色していたのだと解る。夕刻だった。R38沿いの駐車場で絵に描いたような黒革のツナギを着たエロ可愛い女性ライダーから声をかけられたのだ。「これから、知っているライダーズハウスに行くので、一緒に行きませんか」と。まだまだ若くて、性欲旺盛だったわたしはコロッとやられた。
    • その後の結末は、前述した通り。歌と踊りが始まって、彼女の姿を探すと恍惚の表情で歌って全身を痙攣させるように踊っているのが見えた。

scene at 0700-1200

  • 0822に物理的に叩き起こされたので、私室に逃げ込んだ。再起動は1033。体調は良好で、これで勝ったも同然。起き抜け提督業務は、杏仁豆腐(カップ)をやっつけつつ。
  • 9日間の夏休みがスタート。目標は「自分のご機嫌を保つために、自分でご機嫌をコントロールして全日程を過ごす」である。悩んでいること、特に同居人の病状と悪口を頭の中で回すことを絶対にやめる。傲慢だろうけど、わたし自身の機嫌が最優先だ。
  • 艦これは30分だけ。装備を整えて、いつものホームセンタ方面へチャリを疾駆させた。ホムセンでは深めのフライパンを物色したが、まだ買わず。併設の巨大スーパにて、米、卵、炭酸水、麺つゆを捕獲。踵を返して、駅前方面へ進路を取る。


ついに稲刈りが始まっていた。完全に真夏ですが。

ひるめしのもんだい

  • 白飯、生卵x2、鶏唐揚、ライムショット@備蓄と近所のスーパより。
    • 実に久しぶりのTKG(卵かけご飯)は、震えるほど美味かった。

scene at 1200-2200

  • 午睡へ。再起動は120分後。室温は35℃まで上昇してきた。ま、「夏」休みですからね。
  • 課題図書であるイラク水滸伝(高野秀行)を読もうとしたが、35℃での読書はできず。読書の秋は遠い。ヴェランダ菜園より、ニラを収穫して友永大尉に納品した。
  • 時刻は1700。ストレッチを開始した。夏休みでも練習日は、やってくる。ロングランに出撃した。もちろん500mlの水はしっかりと携行だ。
  • 6'20''/kmで流し始める。このペースをキープして20kmを走ることで持久力をつける練習、いわゆるLSDと呼ばれるもの。後からじっくりとダメージが蓄積されてくる。心肺は苦しくないが、脚が重くなるのだ。後半はオーバヒートの症状が出て、水を頭からかぶった。なんとか22km完走。
  • 帰還して汗の処理。ペプシゼロを500mlほど飲んでウマさに悶絶する。さらに麦茶を飲む。
  • 友永大尉に言いつけられたお使い任務へ。前述の水分摂取でもまだ喉が乾くし、強い空腹を覚えたのでスタンディングバーにピットイン。キリン秋味と豆腐バーで再度悶絶した。

scene at 2200-2400

  • 今のところは「自分でご機嫌をコントロール」する事に成功している。休日の1日目は、最高のスタートがきれた。

一隻眼


とろとろペースですが、真面目にれんしうしましたよ。人生を楽しむのに必要なアイテムは、どこも痛まずに動ける身体と少しのビール。他にもカネとか金が欲しいけど、最低限の装備はそんなもんだろ。

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

  • 2点。