2023年を振り返る

  • 今年も恒例の振り返り記事の季節となりました。光陰矢の如し、白髪は増えて目尻がたるんでまいります。では、ジジイなりにゲホゲホッと振り返ってみましょう。
  • アニメーション。
    • 「艦これ」いつかあの海で、百姓貴族、MFゴースト、葬送のフリーレン。
    • 完走はわずか4本。これね、単純に観るコンテンツが無かった結果です。放送される作品数に変化は無いようなので、観たいと思う作品がなくなってきたということ。多くの作品は、22歳前後をターゲット層にしていると思われるので、寄る年波ということになるんでしょうね。来年の振り返り記事では、このカテゴリが消滅しているかもしれません。
    • その中でもベストは、葬送のフリーレンになるのかな。この作品は加齢という現象を生身で感じるほど響くので、中高年向けじゃないかと思う。ネット上での評判が悪すぎた「艦これ」いつかあの海で だけど、個人的には雪風が活躍したのでヨシとしている。ゲームのアニメ化なんて、あんなもんじゃないのか? 百姓貴族とMFゴーストは、原作ファン前提で、こちらもジジイ向けだ。
    • ご活躍は相変わらずです。ソーシャルゲーム関係のご出演は、ますます増えており、メインの収入源となっているんじゃないかなぁw
    • 公式に離婚を発表されました。結婚された半年後ぐらいの日記でモロにその描写がありましたし、以後は独り暮らしをエンジョイされている発信ばかりだったので、ファンとしては今更感が強いですわ。
    • 「月の音色」関係のイベントは無かったので、ご尊顔を仰ぐことはなかった。来年は金沢ツアーが開催されるそうですが、10万円は出せませんって。
  • 出来事。
    • 3月19日の板橋cityマラソンで、フルマラソン42.195kmを完走!! そして初のフルマラソンでサブ4(4時間以内)を達成!! というわけで、2023年はこれが全てだなw 完走前と完走後では、明らかにメンタルが変化しており、これが成功経験なのかと身を持って感じている。まずは、やはり自分に自信がついた。「ヲレはフルマラソンランナーなんだぞ?」「このぐらいは、あの42.195kmと比べたらどうということはない!!」というやつです。同時に、自分自身に言い訳ができなくなってしまったのは、とても興味深い。例えば「もう仕事はできないよ、加齢で体力が無いもん」→「お前、フルマラソンを完走できるのに何いってんの? 単にだらけているだけだろ!!」という流れができあがるんですよ。
    • 今年最大の凶事は、同居人の病気。いやはや、疲れたし参ったし学んだよ。身近な人間の精神が病んでしまい、別の人格に置き換わっていくさまをリアルタイムで見ることになった。わたし自身が慣れていなかった8月中旬ぐらいまでがピンチと苦しさのピークだった。それ以後は、わたしが慣れてきたし、悲しいかな「諦め」が出てきた。結果的に、その2つはわたし自身のメンタルを回復していくことになったんだけどね。
    • 新型コロナウイルスに感染・発症。ついに流行病に倒れてしまったのは、2/13の事だった。熱はそれほど上がらなかったが、喉は痛かったねぇ。不幸中の幸いで、後遺症はない。発症後5週間でフルマラソンを完走できたわw
    • 強烈な猛暑の年でしたね。最高気温は40℃に届かなかったものの、37℃ぐらいの日々が約1.5ヶ月続いたのには参った。我が家にクーラー(エアコン)が導入されたのも自然な流れだ。稼働したのは3日間だけだったが。
  • 仕事。
    • 世田谷ライブが2年めに突入!! だいぶ慣れてきたので、いろいろと試したいことも試せたと思う。教育効果はさて置いといて、学生さんたちには大いに楽しんで貰えたと自負している。ティーンエージャーと触れ合うと、こちらも若返るというのは本当で、わたし自身の楽しみでもある。
    • 2021年、2022年と続いてきたフルアルバムのリリースはなし。これまで溜め込んできたデータを吐き出してしまい、追加はなかったのだから当たり前だ。来年は、なんとかなるかな?
    • お笑いライブに出演することもなかった。完全にゼロはコロナが始まった2020年以来だ。わたしのようなジジイが笑いの席に立てる機会は、もう無いのかもしれないね。
    • 貴重なお小遣い源であるかきーん費が終わった。新課題を出すこともなかったので、来年度は浪人することになる。言い訳をすると、研究計画書を書く時期には、同居人の病気で滅茶苦茶な私生活となっていたんだよなぁ。
  • 昆虫。
    • 4年ぶりにムササビ山での夜戦が復活した。ロクな虫は採れなかったが。地元産のヒラタクワガタには、今年も邂逅できたし、新ポイントを発見したのが大きい成果だ。
    • 来年は、関東を出て採集旅行に行きたいところだ。今年も計画だけはアレコレと考えていたんだけどね。
  • 読書。
    • 今年は多めに読んだつもりだったのだが、最終的には去年と同じぐらいに。詳細は別記事で。
    • いやはや、集中力が今年に入って更に落ちたと思う。15分ぐらい読むと、すぐにスマホをいじりたくなってムズムズする(病気なのでは?)。加えて、深刻だったのが急激に進んでしまった老眼だ。読み始める前の心理的な壁となってしまった。ま、自然の摂理ですな。
  • アウトドア。
    • 11月に4年ぶりの焚き火野宿ツーリングが復活!!!! これまでの鬱憤を晴らすの如く、大いにバカをやり過ぎたような・・・。来年もヒリヒリと攻めたいが、メンバー全体に高齢化の波が押し寄せているなぁw
    • ゴアテックスを装備しているテントやシュラフが、経年劣化で痛み始めた。まだまだ外遊びはやるので、買い替え時だ。
  • ガジェット。
    • 3月にiPhone 13を導入。XRからの機種変で4年ぶりの新調となる。美しいグリーンの筺体が気に入っている。最新の14を導入する資金はありませんでしたが、性能的には十分すぎるよ。4月からはMacBook Air M2をライブに実戦投入した。素晴らしい処理速度に感激しているが、重量は11インチに比べて(当たり前だが)重い。
    • 初の骨伝導イヤホンであるOpenRun Mini を導入。ランニングとの相性は抜群で、もうこれ無しには長距離の練習はしたくないなぁw
  • 生き方。
    • 前述した同居人の病気により、わたし自身も大いに苦しんだ。相手に期待しない、および物事に執着しないという Way of life (生きる流儀)は、親しい人の健康が害される姿を見ると、脆くも崩れ去った。相手には健康を取り戻して欲しいと期待するし、これまでの平穏な生活に執着する。今年後半に入ると、徐々に本来の自分が再形成されていって、フルマラソン完走の成功体験と混濁していき、いい意味での諦観と俯瞰を得られるようになったとは思う。つまり、今年も何とか踏ん張れたという事です。
    • 今年も毎日分の日記を更新できました。まだ1日残ってますけどね。読んでくださった大兄たちに、深く感謝いたします。ありがとう。日記の内容に関しては変わらずというか変わるわけもなく道bajaは20年目を通過しております。