10月14日(月曜日)

scene at 2400-0700

    • 舞台は鳥取県琴浦町の「花見潟墓地」。潟は干潟の「がた」じゃなかろうか。海沿いの集団墓地だ。宗派を超えるだけではなく、クリスチャンなどの異教徒さえも同じ場所に墓が立つことが面白い。いつ建てられたか解らない墓石が後ろに控えていたりと歴史が感じられる。
    • お盆の時期なので、送り火迎え火だ。これらの火のつけ方と儀式が独特だ。火をつけた紙の筒のようなものを闇夜で振り回す。すると、夜景のネオンのように墓地内に灯りが広がる。この灯りの数=送り火迎え火であり、10年前から写真を撮っている人いわく、半減したそうだ。鳥取県の普通の人口さえ減っているのだからねぇ。
    • そらまぁ、墓地の取材だから人の死に直結するのは当たり前だし、普通の亡くなり方をした人に話を聞いても番組として成り立たない。必然的に、うんと幼い頃に亡くなられた身内や辛い亡くなり方をした人のエピソードを集めることになるわな。これを演出と呼ぶか否かだ。

scene at 0700-1200

  • 0859覚醒。20.7℃/56%で快晴。本日も秋晴れだ。起き抜けからカップ麺 with 生卵x2を啜る。体調は良好だが、長距離走の影響は残っている。腿と腰が重い。痛くはないので、これでいいのだ。回復した頃に、君はさらに速くなる!!
  • 図書館から借りてきた、最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常(二宮敦人)を読み始めている。

ずっと読みたいと思って目をつけていた。超難関校で合格難易度は東大を大きく凌ぐ東京藝大の学生エピソードを集めたノンフィクション。藝大の変態性(褒めてます)については、ご自身も美大出身であるももはな社長のブログで読んだ記憶がある。とにかく奴らは「ヤバい」ということで、その生々しい奇行・変態・(素敵な)反社会的エピソードがぎっしりと詰められている。著者の文章の洒脱さも相まって、クスクス笑いが止まらない。わたしの出身大学だって、奇行やヤバい話は「普通の大学」に比べれば桁違いだが、藝大は超えられない壁の遙か先をいっている。これはヤヴァイぞ。わたしもそれなりの期間を大学教員として口を糊しているが、奇行に走る学生の90%は「演技」である。これは断言してもいい。一部の中途半端な才能を持つ若者たちの「俺って変わり者なんだぜアピール」に過ぎない。しかし、本書を読むと藝大は真逆としか思えなくなる。まさに天才かつ愛すべきキ印たちの最後の秘境だ。

  • 1100、倉庫として使っている1Fのとある部屋の拭き掃除に着手した。見えている床だけね。40分ほどの奮戦で、それなりの消耗だった。すでにビールが飲みたくなる肉体疲労である。年末の大掃除にさらに攻め込んで占領統治するかは未定というかやりたくないことリストに上げておこう。

ひるめしのもんだい

  • 柿の種(わさび味)、水道水@備蓄より。
    • ようするに面倒くさくなって食べなかったわけです。

scene at 1200-2200

  • 正午ちょうどに出立。いつものホームセンタ方面へ。併設のスーパにて、ペットボトルとアルミ缶を投棄し、缶ビールと日本酒、揚げ物類を購める。
  • 絵に描いたような秋晴れは続く。乾いた空気。半袖短パン姿で屋外活動できる気温。モズの高鳴き。野焼きと金木犀の香り。広がるゆったりとした田んぼの風景。体調良好で、この歳になっても伸び続ける走力。どこも痛くない身体。低く流れるお気に入りのウエストコースト・ロックのプレイリスト。こんなにもノドカなのにわたくしの気分は晴れないのでございます。明日、とある苦痛を伴う検査を受けなくてはならない。帰還して、同意書にサインした。もうダメだ!!
  • 夕刻。最後の晩餐として寿司やら揚げ物やらを買い込んできて、1608より晩酌開始。まぁ、美味いよね。

scene at 2200-2400

  • 2200就寝予定。

一隻眼


さて。明るいうちから、おっ始めます。明日は、とある検査のために夜から禁食なのです。いぢ汚く陽があるうちに飲みだめ食いだめいたします。

きっと何者にもなれないお前たちに告げる

  • 2点。