scene at 2400-0700
- アルコールなしの心地よい睡眠。
- 2950(5時50分)覚醒。ハーフマラソンの日。外は小雨ながら断続的に降りしきっている。
- レーススタートは0800集合、0830号砲だが、1時間前に着いてウォームアップやトイレを開始するのがセオリーらしいので従う。
- 装備を整えてから戦闘用糧食(レーション)を入れる。
総計260kcalほどだが、わたしにとっては十分すぎる。おにぎりなどの固形物は90分後でも胃からせり上がってくるので、わたしには禁忌だ。
- セブン-イレブンで調達しておいたビニル合羽を装着。チャリに騎乗して会場へ移動開始。
scene at 0700-1200
- このハーフマラソン大会の規模は参加人数10,000人ほどだそうだ。まだ同じ町内なのにジャージ姿をチラホラと観察できた。
- 会場はいつもの温泉施設の先。自宅からチャリで40分ほど。大会のシャトルバスが何台も走っている。情報通りにすし詰めで、しかも会場手前1kmで強制降車だ。
- ロッカールームで着替え。上着を脱ぐだけだが。合羽は装備していくことに。
続々と集結してくるランナーたち。わたしのようなぼっち参加もありだが、会社やサークルのグループ参加も目立つ。会社はお揃いのTシャツなんかで宣伝に余念がないけど、参加している社員は強制じゃないでしょうね??
大会ステージ。有名なゲストランナーや芸能人がトークしたようだ。もちろんスルー。
- 先週の模擬戦の戦訓を活かすべく、小用は3回も行っておいた。その度に結構な量の尿が出る。カフェインは摂取していないのだが。
- 雨が小雨から霧雨になってきた。天候は回復する予報だ。気温は15℃と高め。身体の動きを制限する合羽はパージ(切り離し)する決断。濡れても構わん。
- ウォームアップ開始。右の中臀筋の張りからくる痛みは相変わらず。走り始めると痛みが消えるのは判っている。
屋台も営業を開始。スタート前にバクバク食べているランナーの内臓はどうなっているのだろう(汗。わたしなんかは、走ってすぐに嘔吐するぞ。
ウォームアップを開始するランナーたち。奥の待機列はトイレを待っている。
- 集合時間。スターティンググリッドに向かう。カテゴリAからHまでの8段階に分かれている。自己申告性でタイムの速い順からAとなっている。わたしは、足切り時間に合わせての申告なので、最後尾のHとなる。
いざ、征かん。この辺りから、興奮状態になっていった。飛ばしすぎに注意だ。
- 前方で号砲が聞こえた。出撃ィ!!
- が、しかし。最後尾のHなので、最初はひたすら歩くだけ。それだけ前方にランナーが詰まっているのだ。
- 5分ほど歩いてスタートラインにたどり着いたようだ(後のGPSデータより)。スタートラインから3kmほどは歩くより少し速いジョグになる。早くも沿道からの声援がすごい。アタマの中で何かが弾けてきた。ぶっ飛んじゃって、全ての応援者に手を振る始末。
- 応援者は手を振るだけではない。差し入れと称して食べ物や飲み物を配る人もいる。ふかしたサツマイモを受け取ってバクバク食べているランナーの内臓はどうなっているのだろう(汗。
- 4-5km付近。観光地のど真ん中に到達。通っている銭湯の通りで、銭湯のご主人、米屋のご主人、豆腐屋のご主人と次々にハイタッチ!を交わす。ぶっ飛んじゃってるので、ウォォォとか叫んでた。
- さらに地元の巨大観光神社。事前の情報通りに、巫女さんたちがずらりと並んで黄色い声援。ニヤける男ランナーども。
どう見てもコスプレ風俗じゃねーか!!
- 8km付近。左膝に違和感。はえーよホセ!!!! くっそーぉ。
- 川を越えて田園地帯へ。長い長いストレート。違和感は痛みへ。中破のステータスが点灯してしまった。ここからなだめてすかして、なんとか完走しなくては。
- しかし何故かペースアップしていくのだった。ぶっ飛んじゃってるのです。沿道の応援者に手を振るわ、サムズ・アップをするわ、ハイタッチをするわ。何をやってるんだ、ヲレはよぅ。
- 10km付近。歩く人が目立ち始めた。そして、折り返してくる先頭集団とすれ違う。先導車、白バイ、テレビ中継車が並走しているアレである。トップランナーは異様な足の回転とストライド。翔ぶが如く。人間とは思えん。
- 12km付近。初めて給水をやってみた。紙コップをとって、走りながら飲んで、そのコップをぱしーっと捨てるやつね。ばっちり決めてやったわ。
- 15km付近。心肺機能とスタミナは有り余っている。しかし、膝がついて行かない。消耗品と考えて、着実に進むしかないか。
- そのままフィニッシュラインを通過、完走。
やりました!
これで、(初心者)ランナーと名乗ってもいいはず。
- 記録証の発行へ。ゼッケンにGPSタグが仕込んであり、バーコードを読み取れば数秒でプリントアウトされてくる。達成感が押し寄せてきた。
- 無料の給食である汁物をいただく。豚汁に地元名物のサツマイモが入っている汁だ。出汁と塩分が身体に染み渡ってくる。
汁物に群がるランナーたち。みんながぶっ飛んじゃってて、ニッコニコだ。
- ずぶ濡れのTシャツを替えたら、ぼっち打ち上げの開催。
地元のクラフトビールが屋台を出していたので、飛びついた。激ウマ、染み渡る!!と書きたいが、21kmランの直後のアルコールはあまり美味しく感じないw しかし、美味しいのだった。
餃子や焼き鳥も食べたかったが、長蛇の列で諦めた。駅前でメシにするか。
- チャリにて会場を離脱していく。
- 予想していたが、駅前の飲食店はランナーたちで溢れていた。辛うじて日高屋へ。
scene at 1200-2200
- 帰還。左膝のアイシングからのフェルビナク軟膏塗り塗り。完全に左膝は曲がらない。
- 倒れ込みたいが、友永大尉のご母堂様(ギリハハですな)へ向けての写真撮影に応じたり。
- ぶっ倒れ。再起動は120分後。
- 友永大尉に呼び出されてスタバアワーからの輸送隊。びっこを引いてヨロヨロとおじいちゃん状態。
- ハーフマラソンの反省と総括は明日の日記で!! ひとまずサラヴァだ、皆の衆!!
一隻眼
某有名札幌ラーメン店の名物サブメニューであるミニカレー。ルー部分はすごく美味しいが、ご飯がべちゃべちゃでがっかり状態だった。
きっと何者にもなれないお前たちに告げる
- 100点。今年の目標その2を達成!!