• 全盛期(ピーク)という言葉がある。主にスポーツ選手に使われる場合が多い。アスリートレベルの運動能力は、(当たり前だが)如実に加齢によって衰える。よって、年齢から全盛期(ピーク)が決定される場合が多い。では、アスリートレベルのスポーツ以外でも、全盛期(ピーク)は年齢で割り出されてしまうかというと、そういうわけでもないようだ。
  • これは人それぞれ色々なのだろうね。個人的には、中年の現在でも体力や知識や技術の伸び代を十分に感じている。ありがたい事だ。
  • もちろん、全く衰えがないというワケじゃない。体力は若い頃より上がっているように感じてはいるが、これは勝負どころを見極めるスキルが伸びて、ここ一発が強くなっているのだろう。やはりという感じで、回復力はガクンと落ちた。知識も若い頃より格段に増えているし理解力も上がっているが、忘れる速度が異様に速くなったと感じる。仕方がないので、再度覚えている。
  • 繰り返すが。回復は遅れるし、物覚えも悪くなるが、伸び代を十分に感じて進歩している。前に進もう、あるいは楽しもうという気力が尽きないし、実際に行動に移せているからだろう。気力と実行力を失った時、人は老人と化すのだと思っている。
  • さらに、気力と実行力の喪失に加えて、開き直りの獲得と恥を忘れると老害と化すのだよ。どうせヲレは既にメタボ体型だから、脂まみれのカレーパンと砂糖たっぷりのクリームソーダの昼食を毎日食べてもいいし(開き直り)、どうせジジイなんだから垢まみれのジーンズとジャンパーを冬の間ずっと着てるし、ヒゲも鼻毛も耳垢も処理しなくても関係ないんだかんね(恥を忘れる)と古い焚火バイク仲間の友人が最近になって声高に主張するようになり辟易気味だ。聞いてないし、言わなくても貴様は小汚い恥知らずの老害ジジイだと一発でわかる。もちろん、口に出しては言わない。古い友人関係とはいいものでもあるが、恐ろしいものでもあるね。真の友人ならキビシイお言葉で敢えて現状を指摘し、目を覚ますようにタイケツなんかしちゃうのだろう。
  • ひとまず。